オーノミ 危険度:X
【外見】
通常時のオーノミ足が以上に鋭く、ドリルのように稼働する点を除けば一般的なノミと瓜二つです。しかし後述する生態により当生物は寄生状態で見つかることが殆どであり、通常時を見つけることは滅多にありません。
オーノミの寄生下にある物質は以下のような特徴があります。
一、物体上部から生えた外骨格を有する六本の足
ニ、全面中央部を貫くように生えた突起物(口器束)
三、口器束の上部にに存在する二つの黒点
これにより、オーノミは超擬態生物に分類されていますが、見分けは容易です。当初当生物を不可視生物とするかの議論が巻き起こりましたが、遺伝子分析の結果より超擬態生物に分類されました。
【生態】
現在全世界で確認されています。通常のノミとは異なり動物に付着することはなく、無機物に寄生しています。
オーノミはガラスやアクリル樹脂などの透明な物体を除いた無機物に対し足で穴を開け、中に入り込むことで寄生を行います。開けられた穴はオーノミ侵入後数秒で塞がり、その穴が存在した面が上となります。寄生された物体は先述の特徴を得た後、接触者及び使用者に対する吸血が可能となります。口器束により刺されていなくとも吸血は行われ、ゴム手袋を貫通することから、身体全体に未知の器官が存在していると考えられます。
オーノミが寄生した物体は機能性を向上させることがあります。例えば、カメラ寄生体の場合は画素数が倍になり、タンス寄生体の場合収容可能量の向上が挙げられます。そのため弊研究所に所属する一部職員は得物にオーノミを寄生させており、今後この活動は拡大されます。
【捕獲方法】
軍手を装着すれば寄生体運搬できます。寄生大は火にかけることで寄生を解除し、新たな物体を与えることで寄生元を取り替えることができます。飼育はアクリルの虫籠にて行います。また、三日に一度血液を供給しなければ餓死してしまうため注意してください。
【████研究員の提言:203█/2/30更新】
オーノミは生物の死体を物体と捉えている可能性があります。留意してください。
上記文書はC-002-starkaki〈ホシノミ〉の天体望遠鏡を用いた細部観察実験の際、弊研究所に位置する地点にて発見されました。ホシノミに寄生体に見られる特徴が現在捜索されています。また、上記を受け、P-005-starkaki〈フメリブ〉の羽毛を用いた惑星間過熱装置の開発が進められます。完成予定は2060年です。
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