サピノエ 危険度:X
【外見】
全長5センチメートル、厚さ3ミリ程度の、コバンザメのような吸盤と口を有する生物です。ヒトに寄生していないときは風に乗って移動しており、透化を解除している間に発見されて一反木綿として報告される場合があります。
【生態】
ヒトが生息する地域では必ずといって良いほど目撃されており、全人類の凡そ十パーセントが寄生下にあります。
サピノエは産卵から孵化、寄生までの速度がすさまじいほど早く、個体によっては三日程で成体になる場合もあります。冬、特に二月頃が繁殖期であり、その時期における個体数は平常時の凡そ十倍にもなります。しかしながら寄生されていたとしてもこれといった実害はないため、一般人が自覚することはそうそうありません。
サピノエの寄生は口内に侵入、舌に張り付くことで行われます。舌に張り付いたサピノエは宿主が補食した食料を体で受け止め、その内の少量を盗み食いします。この際、サピノエは栄養素のみを抽出、味成分は体外へ排出します。一度の補食量は全体の1パーセントと限りなく低いですが、舌に張り付いているため宿主は食料の舌触りを感じとることができなくなり、また正確な細かい味も楽しめなくなります。
【捕獲方法】
寄生したサピノエを分離することは非常に困難であり、宿主乗り換えを待つしかありません。宿主の安全を無視できるのであれば熱湯を注げばすぐさま分離させることができますが、行うべきではありません。
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