I-7651-seiten
名前:テンセイシャ
危険度:X
【外見】
外見上、通常の人間と識別不能。
既知の身体的・遺伝的特徴に有意差は確認されていない。
【生態】
テンセイシャは人類の中に極めて低確率で発生する潜在的異常個体の総称である。通常状態において特異性は一切発現せず、一般人と同様の社会生活を営む。
特性が発現するのは対象の死亡時のみである。
対象の死亡確認から平均1.6秒後、対象の身体上空約20~40cm地点に直径約1.2mの空間歪曲が発生する。この現象は約2~3秒持続し、終了と同時に消失する。
歪曲内部では
『石造建築を主体とする中世ヨーロッパ様式の都市景観』
『未確認言語による音声』
『出産直後と推測される新生児』
『光源を伴わない自発的発光現象』などが断続的に確認されている。
歪曲発生中、周囲半径5m以内で気温平均2.8℃低下および微弱な電磁ノイズが観測される。対象の意識は死亡と同時に身体から分離し、歪曲内部へ吸引されるように消失する。
以上の観測結果から、テンセイシャは死亡後、別次元空間において新たな個体として再誕している可能性が高いと推測される。なお、近年テンセイシャ発生率は微増傾向にある。
【捕獲方法】
現時点で生存中のテンセイシャを識別する方法は確立されていない。
しかし、統計上対象は
『現代社会への適応困難例が平均値より高い』
『死因として大型貨物車両との接触事故が有意に多い』
等の傾向を示す可能性が示唆されている。ただしいずれも決定的証拠には至っていない。
本異常の特性上収容は不可能である。また対象は死亡を契機に不可逆的に消失するため、長期観察は困難である。
.png)


コメント