I−0141−Vulpes:ワキミチグモ
危険度:X〜XXX(大きさによる)
【概要】
オナガグモに類似した異次元生物です
かなり大きく成長し、大型の個体では15mを超えます
異次元にのみ生息しておりこちらの次元に姿を現すことはありません
【生態】
本種は基底次元に姿を現すことはありませんが、特殊な方法を用いてこちらの次元に生息する生物を捕食します
本種は糸疣から糸のかわりに”道”を放出し基底次元に繋げます
繋げられた”道”は本種の存在する次元からは1本の糸のような外見ですが、こちらの次元から侵入できる”道”の内部は通路のような見た目をしており森林では獣道、町中では裏路地、崖や洞窟内部では横穴、隧道や水道では新たな分岐といったように”道”内部の細かい外観は繋がった場所によって変化します
本種はこの”道”を利用した待ち伏せ型の狩りを行い、普段は”道”の先端の行き止まりで獲物となる生物を待ち、獲物が”道”の内部深くに入り込んだら糸の側面に穴を上げそこから粘着糸を獲物に浴びせ身動きが取れなくなった所を捕食します
裏路地を模倣した”道”の上側には青空が広がっていることが確認されていますが雲が動く様子はなく、”道”の上方から外部への脱出を試みても見えない壁に遮られ脱出は不可能です
獣道の外側なども同様に見えない壁で遮られている他、裏路地に存在する窓や通気口は全て閉じられているため、基底次元との接続部を介さずに脱出するのは困難です
こちらの次元と”道”の接合部はかなり精巧で”道”の外側からは誰から見ても元から存在する道として認識されます
本種は成長とともに放出する”道”の内部の幅が大きくなる事が確認されており、1mほどの若齢個体ではウサギがギリギリ通れるサイズの獣道や巣穴のような”道”しか放出することができませんがモグラなどの小動物を狩りながら徐々に成長し、8m以上の成体となると裏路地や隧道に似た”道”を放出しより大型の獲物を狩ることができるようになります
本種が狩りに使う”道”は基本的に一本ですがたまに複数地点と接続された分岐した”道”を作成することもあり、道の繋ぎ目は内部からは通路の分岐として現れます
【捕獲方法】
本体が異次元にある都合上捕獲は困難です
食事の際が本種を捕獲できる唯一の隙ですが穴を空けてすぐにこちらに向けて糸を放って来るため望み薄です
【対策方法】
本種が作成する道は記録には存在しない道のため詳細な地図などを用意することで本種の”道”を避けることができます
また上部の景色は例え空であろうとも時間経過では変化しないという特性があるため上部に空が見える場合は雲の動きの有無から本種の”道”を判別することができます
本種の作成する”道”は分岐があるタイプを除き基本的に出口がなく行き止まりなため、もし本種の”道”に入ってしまった場合は来た道を戻り脱出してください
本種の作成する”道”はドアなどは存在しません、上述した特徴を持ちながらドアが存在する場合他の不可視生物の仕業だと考えられます
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