C-0004-BlacK/イキウツツ:人間社会デビュー

イキウツツ 危険度:XXX

外見

本来の姿はメタルスライム液体金属のような不定形の生命体ですが、専ら人間に擬態している状態で発見されます。

生態

三月下旬から四月の始めにかけて捕食対象を探します。
イキウツツは人間を捕食する非常に危険な不可視生物です。自身の体積とほぼ同じ体積の人間を捕食対象に選ぶため、ほとんどのイキウツツは18歳の、個体によっては15~16歳の人間を捕食します。その後、イキウツツは捕食した人間の姿に擬態します。
捕食するときは全身で包み込み溶かして捕食するのですが、この時に捕食対象の記憶も取り込んでいるようで、踏み込んだ質問をしても完璧に返答されます。
しかし擬態精度は些か精細を欠くようで、髪の色が異なる、耳などに金属部分が残る、話し方や性格が違うなどの差異が出ますが、大抵は大学デビューや高校デビューといった言葉で済まされます。
人間に擬態した後のイキウツツは、取り込んだ人間の記憶を少しずつ消化することで栄養を補給します。消化ペースは非常に緩やかで、認知症として自然に受け入れられます。イキウツツは時間経過とともに擬態した肉体を人間のように衰えさせるので、やはり見分けることは困難です。
内臓などは形だけ再現しているようで、レントゲン写真にはちゃんと写ります。食べ物を食べたらどうなるのかは分かっていませんが、少なくとも栄養にはしていないようです。

捕獲方法

擬態前のイキウツツを野生下で発見した記録はありません。あるいは人間社会に紛れ込んだイキウツツの手によってそういった記録が処分されているのかもしれませんが、真相は不明です。黒烏の衆支部では擬態状態のイキウツツ1匹を管理していますが、人間として扱うべきか鳥獣の一種として扱うべきかで意見が分かれています。

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