T-002-starkaki/マーチュス:どこかで行進中……?

マーチュス 危険度:X

【外見】
全長凡そ10センチメートルの二足歩行を行う白いネズミです。例外なく手には何らかの楽器(特にトロンボーン)を所持しており、個体により多種多様です。また、どのように製造、入手しているかは不明ですが、マーチュスは赤色で統一されたマーチングバンドユニフォームを着用しています。

【生態】
2010年代以降報告されるようになった生物であり、正確な分布は未だ不明です。明らかな人工物を使用しているにもかかわらず、マーチュスはそれらも含めて透明になっているため、報告がマーチュスによるものか遠方の音源によるものかの判別は容易ではありません。

マーチュスは人間が行うように、手にした楽器で演奏を行います。個体間による演奏技能の優劣は存在しておらず、時間に比例して演奏が巧みになっています。また、マーチュスは人間が作った曲を学習していると考えられており、初発見時に奏でていた曲がシューベルトの『魔王』、ベートーヴェンの『交響曲第五番』等であったのに対し、最新のものである2020年の報告例ではAdoの『うっせぇわ』を演奏していた例があります。しかし報告の少なさや偏りを考慮すると、学習能力の有無は確定していません。

【捕獲方法】
確立されていません。マーチュスの出現が確認され次第、音源を辿っての捕獲が試みられます。

【補遺】
マーチュスの演奏は仲間に自身の位置を知らせる目印であると推定されています。しかしながら、マーチュスの報告はどれも一匹ずつであることから、その効果はあまりないようです。

また、マーチュスは突然消滅したという報告もあり、異次元への移動も可能だという仮説がたてられています。そのため、我々が目撃したマーチュスははぐれものであり、偶然にすぎない可能性があります。研究途上の生物であるため、今後の発見により当見解は容易に覆ります。

コメント

  1. 喰み 喰み より:

    もし不可視生物生態研究室カレンダーがあったら、3月はマーチュスが主役を飾っていてほしい

    • 星柿 星柿 より:

      マーチにもかかってて良いですねぇ。カレンダーの采配考えるの面白そうですね

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