フッスタン 危険度:X
【外見】
釣り針に擬態しています。通常の針よりも返し、糸穴が共に大きくなっており、かつ全長が小さくなっていますが、どれも僅かな変化です。また、よく目を凝らすと代表は乾燥していて時折ひび割れている個体も存在しますが、稀です。万全な個体と通常の針との見分けは非常に困難です。
【生態】
日本近海でのみ発見されており、釣り中に使用している針と入れ替わられることでの発見が多いです。フッスタンは古典的な魚寄生虫であり、生きた化石の一種です。一説には旧石器時代以前からヒトは釣りを行っており、現代で使用されている釣り針の起源はフッスタンを模したものであるという主張もあります。
フッスタンは常に魚類に対する忌避物質を垂れ流しています。この物質は水溶性であり、またフッスタン自身も水の中で効果的に分泌していることから、フッスタンの周囲に魚類は近づきません。奇跡的に補食されたとしてもフッスタンは驚異的な振動を見せ、結果的に口から吐き出されます。古代においてこれら特性は魚類の誘因に良く働いていたと推測されており、ヒトが釣りに利用するようになって魚類が遺伝子レベルでのフッスタン回避術を身につけたためにフッスタンの寄生成功率が格段に減少したのだと考えられています。釣り中突如として釣果が激減した場合、フッスタンによる針の簒奪が行われていると考えて良いでしょう。尚、近年フッスタンの個体数は減少傾向にあります。
【捕獲方法】
異変を感じたら釣り針を確認してみましょう。いつも使用している針でなくなっているかもしれません。
フッスタンの唐揚げは非常に美味しいらしく、目ぼしい釣果がない場合は釣り針を揚げて食してみるのもいいかもしれません。食した場合一週間は腹を下しますが。
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