C-0401-hamy / ポロビジョン : 嘘か真か、気まぐれな予言者

外見

ロビジョンは鳩時計に擬態しています。

製作者を示す印はいずれの個体にも刻まれていません。

生態

ロピジョンには複数の個体がいますが、それらが指し示す時刻は狂うことがないうえ、完全に同期しています。

体内の絡繰により、長針が6か12を指した際、文字盤の上にある小窓が開くとともに鳩を象った彫刻が飛び出し、鳩の鳴き声によく似たふいごの音が鳴ります。

ただし、ポロビジョンは毎年グレゴリオ暦4月1日にのみ特殊な挙動を見せます。

特殊挙動について

ポロビジョンは毎年4月1日の午前と午後の不規則な時刻に一回ずつ、小窓から鳩の彫刻を出し、未知の手段で日本語による発話を行います。

午前は未来の事象に関する一文と、それに付随して「嘘か、真か。」という言葉を、午後はその真偽に関する内容を発話します。

尚、発話の前後に会話をする試みは全て失敗に終わっています。

実験の結果、この動作は内部機構によるものではなく、また音の発生源は鳩の彫刻であることが分かっています。

捕獲方法

常に頑丈ですが、仕掛け時計である以上丁寧に保護しましょう。

素手で触っても問題はありませんが、古いボディの個体に接触する際はささくれに注意してください。

1年毎の特殊挙動での発話内容は全て記録するようお願いします。

(発話内容を記録したものも後日公開予定です)

事案001

殊挙動 : 2026/04/01は正午に発生しました。

以下はその際の発話内容の記録です。

「私がなりたいのは予言者などではない、もっと気楽な法螺吹きである。嘘か、真か。」

この発話の直後、全てのポロビジョンは7回ふいごの音を立てたきり一切の動作を停止しました。

直接支部長の下で管理されていた個体にのみ、上記の動作に加えて「鳩の彫刻を体外に排出する」という挙動が観測されました。

また、支部長は当該個体との接触に際して頻繁に対話を試みる様子が確認されており、これにより「予言者」として扱われている旨を知ったのではないかと考えられています。

片喰支部の研究員の間で、この発話は午前のものといえるのか、午後のものといえるのかという議論が現在も盛んに行われています。

追記

こんにちは。支部長の喰みです。

早速皆さんに一つ謝らなければならないことがあります。

この記事は恐らくC-0004-hamyによる悪戯です。

つまり、多分嘘です。C-0004-hamyがヤツ自身をモチーフに書いた創作物だと思われます。

何度聞いても「俺はやってないぜ~?信じてくれるよなBuddy?」とか言ってしらばっくれてます。

…ただ、なんでさっきから断定してないかっていうと、この記事の文体が私のそれにそっくりなんですよね。

C-0004-hamyも、嘘ばっか吐くけど普段ならしらばっくれたりしませんし。

そういえば最近、変な出来事が1つだけあって。

片喰支部」に「私にペットはいません」って書いてあるんです。

C-0004-hamyコイツは、私と長い付き合いのペットのはずなのに。

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