ポイズンダブリル 危険度:XX
外見
インフルエンザウイルスのような外見をした異次元生物です。大きさも同じくらいなので、肉眼で観測することは不可能です。
生態
4月1日に、狙いすましたかのように異次元からやって来ます。後述の特性と合わせて、エイプリルフールの起源ないし由来ではないかとも言われています。
ポイズンダブリルを吸い込んだ人間は一種の感染症に罹患します。症状は「口頭で他者に嘘を吐きたくなる」というものです。この時発される嘘は整合性を完全に無視したものが多く、即座に看破することが出来ます。
奇妙なことに、ポイズンダブリルによる症状は午前中しか発症しません。罹患者の体を午後に検査したところ、ポイズンダブリルは確認されませんでした。死滅したのか、何らかの方法で体外に出たのかは不明です。
捕獲方法
エイプリルフールの午前中に嘘をついている人間の唾液などを検査すると見つかることがあります。培養には成功していません。
特記事項
ポイズンダブリルと相性の良い人間は、その症状を変質させ、自身の能力に昇華できることが判明しました。黒烏の衆支部ではそのような人間を「適合者」と呼称します。
適合者は嘘を吐きたくなる症状が発症せず、代わりに「自身が吐いた嘘を他者に信じ込ませる能力」を獲得します。相手がどれだけ警戒していようが関係ありません。文書等で事実が記録されていた場合も、嘘を吐かれると矛盾を気にせずに記録してしまいます。これにより、同じ文書上で備品の数が異なるなどの現象が発生します。一目見れば異常に気付けるはずですが、それを認識することはできません。指摘されても同様です。
また、適合者の能力はエイプリルフールが終わっても消滅しませんが、ポイズンダブリルが体内から見つかることもありません。
黒烏の衆支部では民間の適合者を支部の職員として雇用しています。上記の能力に心当たりのある方はご一報ください。
補遺
ウイルスなのに宿主の体内で増殖している様子がないなど、不可思議な点が多いことから、ポイズンダブリルを「適合者を生み出すないし見出すために異次元から何者かが送り込んできた生物兵器」とする説がまことしやかに囁かれていますが、真偽不明です。
.png)


コメント