アラジャパ 危険度:XXX
【外見】
体長20センチメートル程の、非常に爪の長いコトドリに酷似した生物です。全体的に羽毛は黒く、また尾は短くなっています。
【生態】
死期の近いヒトの夢に現れます。言語を理解する知性を有しているようで、鳴き声を用いた簡易的な会話を行います。
アラジャパは夢に出現後、「かくご、ある」と発話します。当発話に対し何らかの反応を行った場合、未確認の手段で心肺停止に至ると考えられています。
【捕獲方法】
模索中です。第一段階として他者の夢を盗み見る技術の開発研究が計画されています。
【発見経緯・現研究】
アラジャパはC-001-starkaku〈キルシラ〉の捕獲作戦に従事していた████研究員により報告されました。事故の衝撃により████研究員は昏睡状態に陥いりましたが、数時間後に奇跡の回復を遂げています。以下は回復後に行われたインタビューの抜粋です。
「あんとき夢ん中にコトドリ……みたいな変な鳥がいてさ、『かくご、ある』とか歪な声で話してたんよ。何の覚悟かわっかんなくてさ、脳死であるとか言ってみたらものすっごいスピードで迫ってくんの。まぁそんときは火事場のバカ力? でので体が反射的にスープレックス決めて今こうしているんだけど。そしたらあいつどっか行きやがんの。仕掛けといて逃げるとかなんかだっせぇよなぁ」
当事案後、短期間での世界的な死亡率の半減が記録されていました。
アラジャパに関連する報告は████研究員によるものただ一つだけです。夢に現れるという特性、そして目撃者が凡そ死亡することからも明白で、恐らく完全な解明は不可能です。完全解明は完全な蘇生技術と共に訪れるでしょう。
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