アカミコトノマ 危険度:現X(推定、XXX)
【外見】
現在アカミコトノマは直径50メートルほどの受精卵の形態をとっています。
【生態】
20██年に後述する出現イベントの際、座標39°58’58″N 140°55’17″Eに出現、その場に留まっています。アカミコトノマは現状如何なる生理的現象及び行動を示すような兆しがなく、ただそこに存在しているのみです。出現時のように、何らかのイベントを引き起こす可能性があります。
アカミコトノマは存在するだけで半径十メートル圏内の分解者と呼ばれる生物の働きを活性化させます。これにより当該範囲に動植物は存在しておらず、持続的な被害をもたらしています。また、その外見から将来的な成長も予想され、早期の破壊が必要です。
【出現イベント】
以下は政府が所有する防犯ドローン「Protection」の20██/12/25の映像記録です。出現イベントを記録した映像は当映像のみであり、厳重な保護が施されます。
13:25 ███山に所属していたP-002-starkaki〈オサキシャー〉を取り囲むようにI-002-starkaki〈サングリング〉が5本(以降”周囲個体”と呼称)、オサキシャー背後に10メートル個体1本出現
13:26 周囲個体の次元穴よりT-002-starkaki〈マーチュス〉8匹及びT-003-starkaki〈スティーバ〉16匹、しー003-starkaki〈ユーエブ刂〉24羽根が侵入。その際オサキシャーは2拍子で指揮を執り行っていた。
13:28 スティーバにより低空飛行していた防犯ドローンが捕食され、ユーエブ刂によりスティーバが対応不能の高度に存在していたドローンが破壊。また、10メートル個体よりI-001-starkaki〈セイデントウ〉が多数出現。多大な放電を引き起こす。
13:29 マーチュス、『ねんねんころりよ』演奏開始。音源測定から、10メートル個体を円のように囲い、回転していたと推定。
13:34 異変を関知した一般人が当該エリアへの侵入を試みるも、███山麓のC-001-starkaki〈キルシラ〉、山道のP-003-starkaki〈ステット〉により失敗。これらがサングリングによるものかは不明。
13:35 マーチュス、ジョン・ケージ作『4分33秒』演奏開始
13:39 10メートル個体落花。茎は急速に枯死し、花は大きく跳ねたかと思えばアカミコトノマが出現。出現後、各個体は周囲個体へと帰還し、オサキシャーも何らかの方法で移動。
【補遺】
出現イベントに当研究所にて初期発見していた生物のみが関わっていたという事実は特筆すべきと推定されます。アカミコトノマは現在もその場に存在しているのみです。
上記文書は弊研究所所属███研究員の机にて発見されました。紙質は現在まで発明されていないものです。
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