シリコゴスフム
危険度:XX
外見
シリコゴスフムは洞窟に擬態した生物です。洞窟の全長は不明となっています。
発見経緯
有明支部で進行中の計画の一部となる探索の最中に「たくさんの石像が乱立する洞窟」を発見、調査と疲労回復のために立ち寄りました。洞窟内で水分補給をしようとしたメンバーのひとりが誤って飽和砂糖水を石像にかけたことで石像が人間に変化したことから、ただの石像ではなく人間が石化していることが分かりました。なお石化を解くきっかけとなったメンバーはかなりの甘い物好きで、普段からお茶等の飲み物とは別に舐める用に飽和砂糖水を持ち歩いていました。
石化が解かれた人物からの話で「この洞窟自体が地形に擬態した生物である」と発覚し、この報告書の作成に至ります。
生態
シリコゴスフムは狩場となる岩壁に入り込み洞窟に擬態し、自身の内部に入り込んだ人物に対してタンパク質を石化させる未知の成分を含んだ水(C-0011-ocean-α)を提供します。C-0011-ocean-αを飲んだ人物はシリコゴスフムの中から出ることができなくなり、また徐々に体が石のように硬くなっていきます。石化はおよそ1週間で完了し、完全に石化するとタンパク質は灰色になります。
またシリコゴスフムの内部は奥に進むほど狭くなっており、400mほど進んだところで人が入ることができないほどの大きさになっていました。
石化を解く方法は水をかけることとシンプルではありますが、その水が飽和状態でない場合は未知の成分を吸収してしまいあらたなC-0011-ocean-αに変化し、ふたたび石化が始まる可能性があります。そのため、確実に石化を解くには飽和状態の水(飽和食塩水など)をかける必要があります。
シリコゴスフムに寿命があるのかは不明ですが、前述の発見経緯にて救出した「ネコシゲ」と名乗る人物からの情報を合わせて考えると有明支部で発見した個体は少なくとも1800年は生き続けているようです。

上のメモはC-0001-ocean-αが溜まっているくぼみの近くにあった文字の写しです。ネコシゲによると「のむな あぶない」と書かれているようです。
捕獲
洞窟に擬態しており動かすことが非常に困難であることから、洞窟の周囲を私有地として立ち入りを制限することで一旦の捕獲としています。
余談
「ネコシゲ」は古墳時代初期の人間であるようで、現代の日本語とは違う言葉を話し、独自の文字を使用しています。有明支部では彼の扱う言語を「キヨン」、彼の扱う文字を「キヨン文字」と仮称し、円滑なコミュニケーションのためにキヨン・現代日本語間の翻訳およびキヨン文字の解読を進めています。
202x/2/17
キヨンの文法の解明およびキヨン・現代日本語の対応表の作成に成功。これにより対話でのコミュニケーションがこれまでよりはるかに円滑に行われることが期待できるとともに、古墳時代に存在した不可視生物の研究がしやすくなるものと思われます。
202x/2/18
ネコシゲとの話により、キヨンが「旅人に教わった言葉」である事が判明しました。キヨンがどこから伝わってきたのか、当時どこまでキヨンが広まっていたのか、などキヨンに関する多くのことが謎に包まれています。
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