C-029-starkaki/デンデキチュウ:抱きつかれて痺れる

デンデキチュウ 危険度:XXX

【外見】
凡そ12メートルほどの電柱の中心部のみに擬態した生物です。凡そ30メートルにもなる一対計二本の電線を模していると思われる器官が生えており、良くそれらを体に巻き付けています。
また、全身に不規則の幅を持つ縞模様が存在しており、下腹部にはそれを覆うように黒と黄色の口があります。

【生態】
大規模生息域 「形骸海域」 に生息しています。普段は自身に電線を巻き付け、ベーゴマの要領で回転しながら泳ぐ「トルネードスイミング」をしながら獲物である他の不可視生物を捜索しています。
獲物を発見したデンデキチュウは対象へと高速で接近すると、電線を対象へと絡ませます。そうして巻き付けた後、電線を満たしている発電器官によって凡そ800ボルトもの電撃を浴びせ、捕食します。
デンデキチュウは非常に高い電気出力が可能です。陸上での実験では最大5000ボルト、100アンペアにも達する電気を検知しました。しかしながら海水に投入した途端、デンデキチュウは800ボルト1アンペア以上の出力を行おうとしません。更に詳細に調査してみたところ、デンデキチュウは周囲に電解質が溶解した液体、若しくは導体で満たされた空間に置かれた場合、前述のような手加減を行うようになりました。恐らくは周囲への必要以上の通電を防ぐためであり、そういった点ではデンデキチュウは親切であると言えるでしょう。

【捕獲方法】
非常に難易度は高いですが、不導体の物質で校正された物質を用いて釣り上げることで捕獲はできます。

以下は弊支部 所属の████研究員によるスケッチです。


デンデキチュウ

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