❏ 識別番号
C-1990-night
❏ 危険度
X
❏ 分布
主に中国及び日本の深海に広く棲息するが、生態の特殊性から正確な個体数は不明
❏ 生態
C-1990-night(以下蜃骨と呼称)は、直径数十〜数百mの大きさで深海に群体を形成する微生物であり、その外見は中国及び日本の伝承や伝説に現れる龍の骨と云った様相を呈する
強度は然程無く、群体が形成されると共に周辺へ生物を引き寄せるフェロモンを発し、生物群集を形成。それに引き寄せられた生物に自身を摂食させ、体内に侵入し寄生する事を目的としていると思われる
生物の体内に侵入した蜃骨は、好中球やマクロファージの遊走運動の様に体内を進み、中枢神経及び後頭葉、或いは側頭葉に極小のコロニーを形成。生物の生体電気等の生体反応を吸収し栄養とする
繁殖は一年を通し継続的に行われ、ニューロンに作用する事で、何かが少しずつ増殖していくと云う様な視覚的な幻覚を見せる、巨大な龍に呑み込まれる等の荒唐無稽な出来事を想像させると云った生体反応を起こし、その幻覚を元に繁殖、或いは増殖する
その繁殖は宿主となった生物が睡眠状態にある際に最も活発となり、人間等の高度な知能を有する生物の場合、それが悪夢となって現れ飛び起きると云う出来事を誘発する
宿主が何らかの要因によって死亡した際は、脳の運動が停止した瞬間から宿主の身体から抜け出し、空気中及び水中に拡散。その後は新たな宿主に寄生するか、再度群体を形成する流れを繰り返す
宿主から抜け出す際、その様子は幽霊や龍の様な姿で映る為、特定の地域では死者の霊が浄土へと渡る様子である等と解釈されている
尚、蜃骨が侵入及び寄生した生物には幻覚や不可思議な想像、それによる悪夢以外の影響は無く、宿主に危害を加える、死亡させると云う様な意図も感じられない事から、現時点での危険度評価はXと暫定、及び確定された
上記の生態から、蜃骨は中国や日本に於いて語られる龍や蜃気楼の源流となった、或いはどこかの時点で龍と云う擬態を学習したと推察されており、文献や史料を用いた調査、亜種の捜索等が行われている
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