危険度:XX
[容姿]
一般的なドアノブに擬態、レバー型や握り玉型等人が掴んで開けるタイプのノブが多い
[分布]
細かい分布は不明だが地球上の全てのドアノブの中に極稀に紛れ込んでいる事がある
[生態]
ヒトがドアを開けようとこの生物に触れるとヒトから少しずつ生気を吸い、吸収した生気を活動エネルギーに替える工程で電気を生み出し外に排出します
ここまでヒトが普通に扱う分は静電気と呼ばれるごく一般的な現象と変わらないですが、ある条件を満たすとその本質が露わになります
まずこの生物は危険を察知する防衛本能を備えており、溜めた活動エネルギーを使って電気を高出力にチャージ、その状態で触れると高圧の電撃と目が眩む程の閃光が炸裂し外敵を迎撃する自衛行動を取ります、これを我々は以下「炸裂攻撃」と呼称します
他の不可視生物に対しても敵意を感知し炸裂攻撃を行い、更に特殊な電磁波により無気配・完全透過状態の生物、屈強な肉体を持つ危険な生物に対してもその特性を無視しある程度の有効性を示しました
[捕獲方法]
あらゆるドアノブに精巧に擬態していますが、炸裂攻撃の前後はドアノブから異常な電磁波が観測されたり静電気の頻度が高かったりと電気に関わる痕跡が目立ちやすいです
見つけた場合は対電・対閃光の装備を付けて本体を傷付けないようドアから外し絶縁体で囲んだ箱に入れて保管しましょう
保管中も定期的に素手で触れたり布で拭く等の手入れ作業を行えば長持ちします、静電気が気になるなら生気の吸収効率は悪くなりますがゴム手袋を着用しての作業も可能です
[特記事項]
過去の記録にて現場調査隊F班員の翡奈がT-6600-forest:トランスペアレックスに襲われた際にたまたま逃げ込んだ先で擬態していたこの生物の炸裂攻撃により危機を脱したという事例がありました、この報告を受け開発部長のイロハはこの生物による有効性を見出し、日頃の静電気への恨みとして対不可視生物の護身道具として下記の改造を施しF班とW隊に支給されました
・「SH.ロッド型」
棒状の装置を取り付け、電流を調整し炸裂攻撃に威力調整と指向性を持たせた近接護身武器
使用者が生気を多く捧げる事で通常より更に強力かつ精密な炸裂攻撃を可能としており、実践記録ではC-0303-forest:ブルームーンアイに有効打を与えられました
・「SH.トラップ型」
任意の場所に接着する装置を取り付け、不可視生物に対する罠として利用させる防衛武器
装置にはドアと同じ材質を使っています
・他にも「SH.テーザーガン型」「SH.レールガン型」の開発を予定していましたが諸々の事情により現在は試作段階で開発停止中となっています
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