P-0004-hutaneko/ヤタイカリ:グルメなスリ野郎

屋台狩(ヤタイカリ)

危険度:X

【分布】

主に暖かい地域の砂浜の海岸に分布しています。大規模生息域「常夏」を中心に多く発見例があります。

【生態】

【外見】
ヤドカリの仲間であり、見た目上のヤドカリとの決定的な違いはありません。

【無気配性】
頭や脚やハサミの部位に無気配性を有していますが、腹部には無気配性がありません。そのためヤタイカリ全体が露出している場合は一般人の目にも見えるようになります。

【宿借り】
無気配性を持たない腹部を隠し無気配性を活用するためにヤタイカリは宿借りを行います。(宿借り:他生物の作り出した貝殻などに入り込み利用する習性のこと。生物のヤドカリのことではありません。)一般的なヤドカリと同じように巻貝の貝殻やサンゴの死骸等を背負います。

【食性】
ヤタイカリは基本的に雑食であり藻類や生物死骸を食べます。また、無気配性を利用して狩りや獲物の横取りも積極的に行います。しかし無気配性に頼りすぎており、獲物を仕留める前に逃げられる例が多数を占めます。
そこで近年になり砂浜やその近辺で人間の持つ食品や屋台の食材を狙う個体が増えてきました。捕食する量はそこまで多くないうえに無気配性も相まって一般人がその狩りに気付くことはほぼありません。

【捕獲方法】

認識さえできれば素手や網などで容易に捕獲できます。認識できない場合は魚の切り身等を仕掛けた籠を仕掛けてください。

【事案:屋台破損】

大規模生息域「常夏」に構える海の家「うなさか」にて爆発事故が発生しました。原因はタンクからプロパンガスが漏れ出したことによるガス爆発でしたが、プロパンタンクにどのようにして穴が開いたのかが不明でした。

その後の調査により、タンクの中にヤタイカリのハサミと見られる物体が発見され、ハサミが秒速500mほどの速さでタンクを貫いたためという結論がなされました。
なぜ弾丸並みの速度でヤタイカリのハサミが飛んできたのかは不明です。

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