アデロプセウドス 危険度:XX
分布
かつては南アメリカにのみ生息していたようですが、貿易が活発化した大航海時代から世界中に分布していったと考えられています。
外見
トガリネズミに近い外見的特徴を持つ完全透過性生物です。体毛の1本1本が特殊な構造になっていて、太陽光を上手い具合に屈折・反射させ、観測者の目に入る光を操作することで透明化しています。自身に当たる光が強ければ強いほど透明になるため、曇りの日や室内だと半透明になります。
このような透明化能力は、後述の生態のために進化した結果、偶然獲得した副次的な効果であると考えられています。
生態
アデロプセウドスは、自身の体毛の性質を利用して人間に催眠術を掛けることができます。これは一種のサブリミナル効果によるものと推測されており、アデロプセウドスを5秒以上注視すると以下の効果が表れます。
- アデロプセウドスを神の如く崇める
- アデロプセウドスに木の実や作物を「捧げる」ようになる
- 非催眠者を積極的に催眠状態にしようとする
要するにアデロプセウドスは、身の安全や食糧の確保といった死活問題を、催眠を掛けた人間を使って解決しているということです。
興味深いことに、催眠術は人間以外の動物には一切効果がありません。理由は不明ですが、「存在しないものを信じる能力」の有無が関係あるとも言われています。
アデロプセウドスと人類の関係を表しているとされる最も古い記録としては、アンデス山脈のとある洞窟で約65,000年前に描かれた壁画が発見されています。
捕獲方法
一般的な小動物用の罠で捕獲することが可能ですが、信者の存在に十分注意してください。黒烏の衆支部内にも、数十人規模の信者の集団が確認されており、「我らの救い主に自由を!」と叫びながら度々管理下のアデロプセウドスを連れ出そうとしています。現状、催眠を解く方法が見つかっていないため、度が過ぎた信者は折を見て削除してください。
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