指標/CLASS EIGHT評価規定

CLASS EIGHT評価規定

東雲支部

概要

CLASS EIGHT評価規定(クラスエイト評価規定)とは、当支部から発布される不可視生物の危険度区分に関する指標の1つです。

従来型のX〜XXXモデルをより拡張した8項目10段階式のレーダーチャートは、各項目の詳細把握と浪漫を目的にデザインされました。

レーダーチャートの見方

例として、上図はある不可視生物の生態から8個の項目に沿って危険度を表したものです。

直接加害性

直接加害性は、生物が人間に対して物理的に与える加害の程度を示します。

↳補記

・その生物の多種敵対性が、予想できる最高値であると過程した場合のLEVELが指定されます。

・人間以外の対象への加害性は含まれません。

・被攻撃者は標準的なスペックを有する成人男性として扱います。

・局所、中域、広域はそれぞれ殺傷が及ぶ範囲を示します。定義は以下の通りです。

・“特殊殺傷性”とは顕著に大規模な領域(都市、国家などが該当)やその他の特例を殺傷域に含む場合に該当されます。

間接加害性

間接加害性は、多種の淘汰や公共インフラの破壊などといった間接的に人類社会に不利益を与える程度を示します。

LEVEL内容
1小規模な悪戯
生態系への微量介入
2特定種の個体数低減
3インフラへの悪影響
環境問題の促進
4局所的な第一次産業被害
自然災害の誘発
5中規模の物損行為
6集落機能の破壊
顕著な第一次産業被害
7飢饉、飢餓誘発
大規模な自然災害の誘発
8環境問題の誘発
都市機能の阻害
人口減少の誘引
世界的治安の悪化
9特定種の淘汰・絶滅
国家機能の阻害
10戦争の誘発
人類主権の喪失

↳補記

・項目にはなくても、間接加害的であると思われた場合は比較的自由に調整可能です。天気の目視観測のような雰囲気を基準にしています。

・もしも複数の間接加害事項が認められた場合、それに見合ったLEVELの変更が為されます。

例︰インフラに影響を与える上に環境問題を促進させる場合は間接加害性LEVEL3→LEVEL4になる

多種敵対性

多種敵対性は、人類やその他の生物に対する総合的な敵対性を示します。

LEVEL内容
1友好的
2非敵対
軽度の意思疎通が可能な上での友好的
3受動性中立
4条件性敵対
5生態的敵対(生存のための必要な敵対)
高度の意思疎通が可能な上での友好的
6常時敵対
軽度の意思疎通が可能な上での敵対
7狂暴
8獰猛
意思疎通が可能な上での敵対
9人類への憎悪
10全種族への憎悪

↳補記

・敵対する種の幅が広く、その程度が激しい程にLEVELは上昇します。

・受動性中立は、自身に害が加えられた場合にのみ敵対化し、通常は温厚若しくは無関心であることを示します。

・条件性敵対はP─0006/フェアリーのような特定の行動に起因する敵対性を指します。

知的思考性

知的思考性は、生物の有する知能、及びその狡猾性を示します。

LEVEL内容
1無知能
2最低限の知能
3社会性を構築可能
4一定の問題解決能力
5最低限の意思疎通が可能
6意思疎通が可能(多種敵対性が低ければ密接な友好関係が築ける)
7人間の子供と遜色ない知力
8一般的な人間と遜色ない知力
9博学な人間と遜色ない知力
10人類の叡智を超えている

↳補記

・知的思考性がLEVEL10であったとしても、多種敵対性が低ければ総合危険度はあまり上昇しません。しかしながら、何らかの警戒リストには載せられるべきです。

汚染媒介性

汚染媒介性は、何らかの負的要素を伝播する容易性や甚大度を総合的に示します。

LEVEL内容
1非汚染
2弱いウイルス、細菌の伝播(一般的な媒介源)
3通常のウイルス、細菌の伝播
4軽度の毒素性の保有
5軽度の認識改変
6毒素性の保有
7精神汚染、幻覚
8認識改変
悪化しやすいウイルス、細菌の伝播
致死的な毒素性の保有
9伝染病などの原因、媒介
命に関わるウイルス、細菌の伝播
10広域パンデミックの元凶
致命的な負的事象の媒介
重度の認識改変

↳補記

・致死性、伝播速度、対処の困難性などを包括的に判断します。

・基本的に媒介者と媒介源では後者の方がLEVELは高くなります。

群発繁殖性

群発繁殖性は、種における個体の増加率の程度を示します。

LEVEL内容
1繁殖しない
2繁殖確率が低い
出産数が少ない
3個体数が低い
見かけにくい
4一般的に播種
5繁殖確率が高い
出産数が多い
6分布域が広い
7成長ペースが早い
8個体数削減が必要
9問題的な群発性
個体数削減が困難
10異常発生
個体数削減が殆ど不可能

↳補記

・異常発生は、例えば1エリアの機能を致命的に低下させる可能性のある規模を示します。

例︰東京サマークライシス

対応困難性

対応困難性は、不可視生物による被害などに歯止めを打つための難易性を示します。

LEVEL内容
1対応不必要
2容易に対応可能
3小人数で対応可能
4小規模部隊で対応可能
5中規模部隊で対応可能
プランが必要
6専門的なプランが必要
7対応困難
大規模部隊で対応可能
8抜本的な対応が不可能
9抜本的な対応が不可能+被害を軽減できる
10抜本的な対応が不可能+被害軽減も不可能

↳補記

・少人数はある程度対応知識を有する1〜5人程度として定義されます。

・小規模、中規模、大規模部隊の定義は以下の通りです。

名称規模
小規模部隊10人〜20人
中規模部隊21〜50人
大規模部隊51人以上

環境適応性

環境適応性は、その生物がどれほど様々な環境に耐性があるかを示します。

LEVEL内容
1通常環境では生存不可能
2適正環境が限られている
3適正環境が局所的
4適正環境が一般的にある
5適正環境が比較的多い
6人類環境にも介入
7人類環境にも積極的に介入
8通常とは異なる環境にも適応
9過酷な環境下にも適応
10宇宙や人工的な極限環境にも適応

↳補記

・どのような環境にも適応可能な程にLEVELが上昇します。例えば可視生物ではありますが、クマムシなどの場合にはLEVEL10になるでしょう。

総合危険度

当支部では最終的に、上記8項目を鑑みてX〜XXXの危険度区分を行います。

これには明確な基準はなく、総合的に確認した上で担当研究員が決定します。

注意事項

内容の変更可能性

事前の告知なく内容やデザインなどに変更が加わる可能性があります。

レポートへの使用(メタ)

サイト利用者であれば、CLASS EIGHT評価規定を非公式の共有資料としてレポートに組み込むことが可能です。

許可申請や提供元記載は不要ですので、自由にご活用ください。

また、各支部の環境に合わせて、規定の独自アレンジやデザインの変更(当支部ではCanvaのレーダーチャートを使用)を行っても問題ありません。

今後の課題

実際のところ現在のCLASS EIGHT評価規定は未だ詳細性において完全とは言えません。

しかしながら、これ以上に微細部を意識すると従来の“レポートの可読性”を欠く虞があるのではないかという意見が発生しました。

『前半の“危険度”だけで生態の殆どを説明できてしまうと、以降を読む気が低減するのでは?』『補遺などで明かされる衝撃的事実のインパクトなどが薄れるリスクがある』など数々の意見に対しては、レポート毎の運用分別など臨機的な施策が求められています。


結局、この規定は第3回投稿祭の新指標としては概覧性に幾つかの課題があるでしょう。
従って普及の蓋然性がいぜんせいも低いと思われます。

とはいえ、これを時機として正式に基準を発表することは肝要であると判断しました。

……ところで、ここまで閲覧して頂いたのならば、投稿祭直前に議論されていたCLASSEIGHT評価規定の改造計画にも興味はありませんか?

もしよろしければ次頁の議事録を閲覧してみてください。

──支部長ファントム・クリア

コメント

タイトルとURLをコピーしました