カフール 危険度:XX
【外見】
体長5メートルほどの小型のクジラです。口内のヒゲは非常に発達しており、カフール自身の意思によりある程度伸縮させることが可能です。またヒゲの質感はブラシに近しいです。
【生態】
日本に生息しており、個体数減少傾向にありましたが、近年回復傾向にあります。カフールは普段空中を遊泳するように移動し、餌となるスギやヒノキなどの花粉を探し、補食しています。一個体による一日の補食で10平方メートル内で飛散している花粉は全て補食でき、補食し消化した花粉を完全に吸収するためかつては花粉症患者の症状緩和に貢献していました。
カフールの個体数減少の原因として、補食対象の物理的な減少があげられます。カフールにより花粉を捕食された樹木は子孫を残すことができなくなるために家系図が途絶えることが多く、次第に花粉飛散量が少なく、カフールの捜索に引っ掛からないスギ等個体が生き残るようになっていました。
個体数回復の要因は、カフール自身の生態変化です。三十年程前から、カフールは自身の体やヒゲをスギ等に擦り付け、強制的に花粉を飛散させる行動を見せるようになりました。結果的にその年からスギ花粉は増加傾向を示し始め、この生態変化により、花粉飛沫量とカフール個体数は10倍にまで増えました。
急激な花粉増加により、カフールは過食になることが増えたようで、時折補食した花粉などを吐き出したり、消化不良により未消化のまま排出する個体が現れているようです。カフール体内にはヒスタミン及びマスト細胞を活性化させる未知の物質が含まれており、体内を通過した溢れ花粉は当然付着、その花粉を吸い込んだ人物は通常よりも激しいアレルギー反応を示します。また非花粉症患者を花粉症に罹患させる効果もあるようで、これにより花粉症罹患者も増加しています。弊研究所では「スーツとか偽星とかどうでもいいからカフール滅ぼそう教」なる非公認組織が立ち上がっていますが、支部長により解体命令が下されています。
【捕獲方法】
その体長により未確立ですが、駆除方法の考案は活発となっており、捕獲方法の研究が全く進んでいません。カフールは駆除作戦が実行されるほど有害ではありません。XXXへの昇格申請が毎日三百件程届きますが、現在のところ承認予定はありません。
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