R-0030-Vulpes:カモメセゾメカビ(Avipennnomyces larus)
危険度 X
分類:子嚢菌門ユーロチウム菌綱ユーロチウム菌亜綱ホネタケ目トリセゾメカビ科トリセゾメカビ属
【概要】
セグロカモメ類の背中に寄生するカビです
胞子の色から黒色型と白色型に分かれますが、中間色の株も見つかっています
コロニーは強い撥水性を持ちます
【生態】
本種はセグロカモメ類の背中の羽毛や雨覆に寄生し、羽毛に塗られた尾脂線由来の油を栄養として活動しています
基本的に背中や翼にのみ寄生しますが、他の部位の羽毛に生えることもあります
本種に寄生されたセグロカモメ類は本種自身の色によって寄生された部位の色の濃さが変わり、種や、背中以外の部位に寄生した場合には年齢などの判別が難しくなります
この性質と羽毛に似たコロニーの質感から本種はセグロカモメ類の背羽・雨覆及びその色素に擬態する超擬態生物であるとされるとされていましたが、カモメに対してのみ無気配性を持っていることが実験により判明、その後同様に無気配性と超擬態性を両立した生物が次々発見されたため現在では盲欺生物に分類されています
その限定的な無気配性によりセグロカモメ類が本種に寄生された同族を見失うことはありません
【捕獲方法】
セグロカモメ類の背中を擦ることで胞子を採取することが出来ますがセグロカモメ類の羽毛が無い環境では培養することが出来ません
海岸に落ちた羽に付いたものをそのまま採取したほうが良いでしょう
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