ボウツリル 危険度:XXX
【外見】
機械で構成された龍のような外見をしています。日光東照宮の鳴龍を元にしていると思われます。通常時体表面は鳥型無気配生物の亡骸や羽に覆われており、一般人には姿を殆ど視認できません。
【生態】
日本の上空を飛行しています。現在一個体のみが確認されています。今後構成生物の繁殖進行などで二個体以上に増える可能性がありますが、極めて低いです。
ボウツリルはおよそ百種を越える超擬態生物の集合体です。しかしそれらにはC-0003〈ヘムーヴァ〉の超人的身体機能の付与やC-0006〈クロノクーラ〉の空間内時間遅延のような特異的な生態は存在せず、特筆するような種がいないため、一纏めにしています。ボウツリル以外の場所でボウツリル構成生物が発見された例も存在していないため全てが絶滅危惧種ですし。また、大規模生息域にする程重要性はないと判断されました。
ボウツリルはヒトの感情を主食としています。地上のヒトを発見すると、ボウツリルは対象に接近、腕付近に備わった槍型生物により確保し、体内の籠型生物の中に入れて補給源とします。しかしながら移動のほぼ全てを十個体のプロペラ型生物が担っている都合上速度が時速5キロメートルと遅く、無気配性を有した亡骸や羽に完全には覆われていないために所々見えており、槍型生物の射程が半径5メートルと小さく、それらが相まって殆ど確保できません。かつてはジェットエンジン型生物もボウツリルに含まれていましたが、栄養失調により絶滅しています。
プロペラ型生物も恐らく限界が近く、かつては一日中飛行できていましたが、現在は一日の七割程度しか飛行できておらず、すぐに地上で休憩しています。プロペラ型生物が死滅した場合、構成生物の死の速度は更に上がると思われます。
【補遺】
以下は代表的な構成生物の羅列です。必要な命名量や時間の不足から、種名は付けていません。あらかじめご了承ください。
・プロペラ型生物(飛行を担当)
・槍型生物(ヒトの捕獲、落下時の衝撃軽減を担当)
・籠型生物(ヒトの軟禁を担当)
・パイプ型生物(採取した感情を各所へ運ぶ血管担当。最も燃費が悪い)
・歯車型生物(関節等を担当)
・電球型生物(目を担当)
・ノコギリ型生物(歯を担当)
・電線型生物(髭を担当)
・鎌形生物(爪を担当)
その他多数のネジや内蔵等を担当する生物が存在しています。尚、現在も尚構成生物の死滅は進んでいます。
.png)

コメント