メタい話
この生物エーテルは「映画ドラえもん のび太の月面探査記」から思いついた生物です。この映画では超能力の動力源として「エーテル」が登場します。これが何かしら不可視生物に使えないか調べてみたところ、様々な意味があるようで、この生物が出来ました。
紀元前4世紀に哲学の分野で「エーテル」という言葉が出てきます。「アリストテレス」が提唱したものに「第五元素」という概念があり、月より上の展開を満たしている物質と信じられていました。二つ名の「第五」や「天」、宇宙由来という設定はここから来ています。
また、17世紀から19世紀にかけては、光を伝える「不可視」の媒質として宇宙に満ちていると仮定された仮想の物質として「エーテル」が登場します。音の波には「空気」が必要である。海の波には「水」が必要である。そして19世紀初頭に「トーマス・ヤング」らの実験で「光が波であること」が証明されたことにより、光にも媒質が存在すると考えられていました。二つ名の「天媒」は宇宙に満ちているという考えと、光の媒質であるという考えから来ています。また、光の媒質である。つまり光を通す物質であることから、光や電波は通過し知覚できないという設定が出来ました。これはこの生物の不可視性の理由にもなっています。
そして、現代の化学において「エーテル」は、有機化合物の一つのグループ(官能基)を指す言葉として使われています。一般に単に「エーテル」と呼ぶ場合、多くはジエチルエーテルのことを指し、これは麻酔として使われていました。この物質の性質により、甘い香りや麻酔効果の設定が出来ました。
物質の状態変化には個体,液体,気体,プラズマに加えて、ボース・アインシュタイン凝縮という第五の状態があります。これには、個別の粒子の区別が消え、まるで1つの原子のように同じ性質・エネルギーでまとまる。という性質があります。
このようにエーテルは「古代哲学」「近代物理学」「現代化学」での「エーテル」を基にした生物です。
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