【詳細】
事案名:海底の白昼夢
等級:一等級
事案番号:海見支部 二号
関与不可視生物:I-0001-Umimi/イジゲンカクレダコ
【概要】
当事案は海目研究員の自宅にて発生した小規模異次元転移事案です。
・以下は海目研究員が体験したことを当支部の研究員たちがインタビューしまとめたものです。
『海目研究員が起床するとそこは自宅ではなく、「空に魚が泳ぐ不思議な空間」だった、海目研究員はまだ夢を見ているのだと思いあたりを散策した、そこでは現実の海洋生物だけでなく、長い角と緑の模様を持つ魚のような生き物や不思議な形の鰓を持つサメのような生き物などがいた。
しばらく歩いていると大きな湖が見えてきた、喉が乾いたのでそこの水を飲もうとし覗くと、水の中に半透明の猫のような生き物がいた、驚き声を上げると逃げてしまった。
驚き腰を抜かしていると、オト(海目研究員が飼育しているイジゲンカクレダコ)が出てきてくっついてきた、ここで「あ~ここもしかして異次元?」と気づいたらしい、その後オトが元の次元に繋がる穴を開けてくれて帰ってこれた。』
以上が不可視生物事案の詳細です。
この事案によりイジゲンカクレダコの次元移動には人も巻き込まれる可能性があること、イジゲンカクレダコが体調を崩したさい「別次元に繋がる穴」が過失的に発生する、事が判断しました。
しかし、イジゲンカクレダコは警戒心が強くめったに人に近寄らないこと、そもそもイジゲンカクレダコを数年間飼育してきて、次元移動に巻き込まれたのが今回が初なことから、再びこの事案と同じような事が起きることはほとんどないと判断したためイジゲンカクレダコの危険度はXのままとしました。
今回の事案について
海目研究員は、「数日前からオトの体調が悪かったからそれが原因で巻き込まれたのかも」と話していました。
支部長は、「海目は前からそうだが、もっと不可視生物の危険性について考えたほうがいい、今回の件でもっと危険な異次元に行っていたら帰ってこれなかったかもしれない、もっと危機感を持ってくれ。本当に…。」と呆れながら話していました。
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