P-0026-hamy / ミヲケズリオウムガイ : その身を削りて順風満帆と成す

報告者が描いたスケッチ。特殊可視化撮影が水中で機能しなかったため

外見

基本的にオウムガイに酷似していますが、触手を頻繁に使用するという点、殻の表面はまるで乾きかけのスライムのように肌理きめが粗く非常に丈夫であるという点で大きく異なります。

生態

自らの身体の一部を気化させて漏斗から勢いよく噴き出すことで、素早い動きを可能としています。

この生態から、ミヲケズリオウムガイは無気配沸騰軟類に分類されています。

通常のオウムガイの殻は水深800m程度の水圧にしか耐えることができず、主に水生生物の死骸を捕食していますが、それに対してミヲケズリオウムガイは殻が丈夫であるため、活動範囲はより水深の深い場所へと広がり、自分より小さな小魚や甲殻類を生死問わず捕食対象とするようになりました。

大きな水生生物に攻撃された場合でも反撃に移り、空気を噴き出して得た推進力で相手に体当たりを食らわせたり、泡を目くらましのように使って逃げる行動が確認されています。

捕獲方法

生息域の深さから人間を襲うことはほぼないですが、あからさまな敵対行動をとった場合は攻撃対象にされる可能性があります。

十分な装備で潜水するか、船の上から釣り上げて捕獲しましょう。

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