P-018-starkaki/ヨゲント:完全完璧にお見せしましょう

ゲヨント 危険度:X

【外見】
体長3ミリメートル程の、紫色をしたアリです。腹部は存在しておらず、代わりに電極のような二本の細い管(以降、「腹管」と呼称)が映えています。また顎も同様に存在せず、カメムシのものに酷似した口吻が存在しています。

【生態】
全世界で確認できますが、非常に希少です。しかしながら強靭な体により滅多に死亡することはなく、絶滅の虞はありません。
ゲヨントは睡眠中のヒトの眼と眼窩上縁の隙間から頭内へ侵入します。侵入最中、腹管から微弱な電流が流され、痛覚に対する麻酔として働きます。侵入に成功したゲヨントは脳に直接口吻を刺し、啜るようにして記憶を補食します。
通常の忘却と異なり、ゲヨントにより補食された記憶には継ぎ接ぎのように記憶が植え付けられます。偽の記憶は補食した記憶を元に作成され、およそ未来予知に近しい内容であることが多いです。作成した記憶は口吻を通して脳に入れられ、腹管から脳に電流が流れることにより定着します。
偽の記憶が示す内容は非常に的を得ており、また夢としても見るため予知夢となります。記憶の通りに行動した場合、その内容はほぼ必ずといっていいほど的中します。しかしながら少しでも行動に差異が生まれた場合の的中確率は極端に低くなります。

【捕獲方法】
予知無を見るという人物ごとの捕獲になります。弊支部では何人かの予知夢者を集め、報告書を読み込ませた上で予言装置として雇用しています。

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