名称: アイエラホラアナグマ(Aiera spelomeles)
分類: 無気配生物
危険度: XXX
分布: セルヴァリカ洞窟群,アイエラ山脈 (モンゴル-カザフスタン)
外見: 茶色の体毛を持つクマであり、体長は最大でおよそ2.5mほどに達します。
生態: アイエラホラアナグマは、大規模生息域”アイエラ山脈”高山地帯のセルヴァリカ洞窟群に生息する無気配性を有したホラアナグマの近縁種です。基本的には洞窟内のある区画を縄張りとし、その内部及び隣接する外界に生育する植物を中心に摂食する昼行性の草食動物です。そのため比較的穏やかな性格をしており、明確に敵対しない限り動物を襲うことはありません。
アイエラホラアナグマは冬眠をしませんが、これはアイエラ高山地帯の気候が一年を通じて寒冷であることが原因と考えられています。そのため本種は多くのクマ科動物に比べ体毛が多いことが知られています。アイエラホラアナグマは基本的に一頭が1つの洞窟を占拠することはなく、小さな洞窟でも2頭、大きなものでは10頭ほどが同時に居住した事例も確認されています。また自身の縄張りに他者が侵入した場合でも敵対することは稀です。
繁殖形態は胎生で、およそ一年に2頭の子を産みます。交尾相手には同じ洞窟・もしくは近隣の洞窟に住む異性が選ばれる傾向にあります。
アイエラホラアナグマの無気配性は高山の過酷な環境において他者との競争を避けるために発達してきたと考えられていますが、自然界において強者であるクマが無気配性を獲得する必要性はさほど無く、更なる調査が待たれています。また可視のホラアナグマ種は氷河期に絶滅していますが、その絶滅の原因、及びアイエラホラアナグマの生存の理由は判明していません。アイエラ山脈周辺の集落には、山脈最高峰のアイエラ山周辺に生息するとされる山の主の存在を示唆する伝承が残っていますが、関連は確実ではありません。
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