T-019-starkaki/シデンチュウ/赤糸の正体見たり

シデンチュウ 危険度:X

【外見】
赤色をした、全長不明の線虫に酷似した生物です。体内は殆どが神経細胞のみが確認されており、感覚突起等のその他器官は未確認です。また、頭部もしくは尾部の両端10メートルしか発見できていませんが恐らくは伸縮可能であると思われます。

【生態】
全世界に存在する可能性があり、不特定の一組の男女の左手薬指に両端を刺さっています。突き刺される瞬間は未確認であり、また全長が非常に長くなると容易に想像できますが、胴体を踏まれるなどによる潰れなどは起こりません。突き刺さっている宿主とシデンチュウの神経細胞は接続されており、思考などの一部を盗み取っていると思われます。
シデンチュウは思考を盗み取っていると同時に思考を送ります。またこの送受信する思考は主に行動のために行う思考のみであり、謂わば両者間での無意識強制共有を行っています。また、シデンチュウは両者が接近していくように仕向けているようで、シデンチュウの両端が近づくにつれて活動も活発になっていきます。
両者が半径5メートルまで接近した場合、シデンチュウは女性側を困難(何らかの不注意による車の故障、靴擦れ等)に陥れ、男性側にその困難に対する救助行動を取らせ、何れかもしくは両者が引き起こした恋愛感情の一部を補食します。また両者が半径5メートル内に存在している場合にのみシデンチュウはドーパミンやノルアドレナリン等を注入し、容易に一目惚れが起こるよう仕向けています。また、この際両者は共通して「何かに導かれている(接続されている)ようだった」という旨の供述をします。
これだけ回りくどく、かつ最終的に多生の運任せな生態であることから、極一部では神の使い等の迷信が信じられています。

【捕獲方法】
引き抜くことは可能ですが不必要です。引き抜いた個体を別人に刺した場合でも変わらぬ結果得られましたが、行われるべきではありません。

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