I-0007-nasubi/うまれる:ウブガミザトウグモ;XXX
外見
5対10本の細長い足を持ち、胴体は小さく丸く、黒い毛を有しています。また猿のような顔面であり外見だけで言えばオディロン・ルドン作『蜘蛛』のような姿をしています。
概要
抱卵した個体が孵る前の蜘蛛の卵嚢の中に出現します。寄生虫であり、胎生動物全般に寄生します。第二次性徴を迎えた個体の性器内に入り込み、その個体の細胞の一部を生殖細胞に変質させその一個体のみで受精、妊娠させます。
妊娠させた後ウブガミザトウグモは子宮内に産卵し、孵った子の片方が子宮壁を食い破って血管内に入り込み、脳に転移して操作し、全身性強皮症を発症させます。この強皮症は外部からの刺激を防いで宿主を守るためと考えられています。またもう片方は胎児の体内に侵入します。その片方は産まれた新生児の体内で近親相姦による繁殖を繰り返してコロニーを形成し、時々一部の個体が便と共に排泄されることで体外に排出されます。排出されたウブガミザトウグモは便を食してエネルギーを貯蓄し異次元に移動します。
ウブガミザトウグモはメスの個体に寄生した場合、女性器ないし子宮内で受精、妊娠させますがオスに寄生した場合、睾丸内で妊娠させます。脳に転移したウブガミザトウグモによる操作により睾丸内は妊娠中の子宮のようになり、胎児の成長に合わせた巨大化、胎盤や臍帯、羊水の形成、勃起不全及び造精機能の喪失などの症状が現れます。出産時は射精管を通って尿道からうまれますが、胎児が射精管を通ることで、ほとんどの確率で周辺臓器の損傷や陰茎の裂傷を起こし、それによる生殖機能の喪失が起こります。
安産呪詛
一定の条件下だと意図的にウブガミザトウグモを出現、及び寄生させることができ、その行為と生態を組み合わせ、日本の九州地方を中心に『安産呪詛』と呼ばれる呪術儀式が広まっていました。
出現させる工程は
1,任意の個体の毛髪、皮膚、体液など遺伝子を含む物質を用意する
2,蜘蛛の卵嚢を遺伝子物質に触れるよう置き、それらに天然素材の布を被せる
3,卵が孵るとそれらをまとめて触れさせた遺伝子と合致する個体におよそ10mほどまで近づける
の段階を踏むことで出現、寄生させることができます。ですが安産呪詛では、呪いとしての箔をつけるのと伝承として尾ひれが着くことにより、布を腹帯に絞る、孵った蜘蛛を塩水で溺死させる、「うぶすなうぶがみ おまもりください」という呪文の追加などの工程の編集・追加が行われています。
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