危険度 X
:発見経路
第一等級不可視生物事案 雪笹 第二号:◼️◼️高校内生徒暴行事件にて発生した傷害事件で、入手した事件映像内に新種無気配生物と見られる実体を確認し、当局が独自に調査を行ったところ、暴行を行った男子高校生「常盤」氏と行動を共にしているのを発見しました。
概要

:外見
糸の物質が絡みあいできる不定形の人型実体
目、鼻、口、耳など感覚器官は確認されていない
:分布
世界中に生息しているとみられている
:生態
ALTERは、人と共存する無気配生物です。
大抵幼い子供(対象者と呼称)と行動を共にして成長します。身体が全長約50mの糸の様な物資で構成され、糸を組み合わせ人型を構築します。一定の力を掛ける事で切断できますが、即座に切断面から再結合します。食性は対象者の剥がれ落ちた角質など動物性の有機物だと思われています。
ALTERの特徴として、5歳以上の対象者に対してのみ無気配性を解除することがあり、対象者自身もALTERを認識します。当局の考察では「イマジナリーフレンド」と呼称される事象の原因と見ています。また、高い感受性を持つことも挙げられています。対象者の負の感情により強く反応し、身体を人の腕部に構築し、抱きしめる、頭部を撫でるなどの行動を行うことが判明しました。対象者から質問を受けた場合、どの質問に対しても肯定的な意見を示すことも常盤氏の証言から判明しました。
大抵、ALTERは対象者が10歳頃になると再び認識が不可能になり、ALTERのことを忘れますが、接触時間が増えるにつれ、ALTERへの依存が進行し、稀に依存度が最高になるり10歳頃を超えても認識し続ける人が存在します。
依存度と対象者の行動は表を参照
| 依存度 | 対象者行動 |
| 無 | 認知していない、または気味悪がっている |
| 軽度 | 認知しており、友好関係を持つ |
| 中等度 | ALTERに「名付け」を行う |
| 重度 | より親密な関係を持ち、家族の様に扱う 大抵はこの段階から依存度は上昇しない |
| 重篤 | 強く「離れたくない」と考えて続ける事で発症 ALTERへ家族以上の感情を向ける 自身の行動のほぼ全てに関して質問を行う 12〜15歳を超えてもALTERを認知可能 |
:繁殖方法
生後1年未満の幼児を見つけたとき、自身の10分の1程を自ら切り離し幼児と行動を共にさせます。その後3〜4年で50m(成体)まで成長します。自ら切り離した部分が再結合する事はありません。
:補遺
前述した対象者からの質問に対する肯定的な意見について、その質問が仮に他者を傷つける内容や、対象者自身が傷つくような内容でも一貫して肯定的な反応を見せることが判明しました。
捕獲方法
ALTERの捕獲は推奨されていません。
単独で行動している個体や、対象者にまだ認識されていない個体は捕獲しても問題はありませんが、既にある程度の友好関係や依存が確認された場合、捕獲と言う手段は彼らにとって支えとなる友人、家族を奪う事になり、悪影響が否めません。対象者と共に研究を行うようにしてください。
局員コメント
認知できなくなると大抵は忘れてしまうようですね…私にも見えていたのでしょうか?
雪笹局長
重篤な依存状態では正常な判断が難しくなって、他者を傷付けることに躊躇しなくなくなる事があるみたいです…
香月研究員
.png)


コメント