P-0051-ibeno
学名:Melodicanis festanima
和名:マツリイヌ
危険度:XXX
無気配食肉目,無気配イヌ科,エツハイイヌ属(悦吠犬属)
生態・基本情報

体長170cm程度の犬型無気配生物です。柴犬に類似した外見を有していますが、毛が赤いことと、円が連なったような特徴的な模様を顎付近に持っていることが特徴です。
日本固有の種であり、少なくとも飛鳥時代〜平安時代頃には日本に生息していたと考えられています。中世ごろから個体数の減少が見られ、現在は大東京の一部山林地域の深山にのみ生息しています。その理由は不明ですが、一部の不可視生物を捕食するという特徴から、大東京亜種・高位亜種となんらかの関連性があるとされています。
生息地域の周辺住民には注意を呼びかけるとともに、生息林への立ち入りを一部制限しています。
(左図は顎付近の模様の再現)
マツリイヌは、鳴き声と足音で生物をおびき寄せ、捕食します。誘き寄せる生物は、基本的に人間を含む哺乳類です。
近年までマツリイヌが引き寄せるのは哺乳類のみと考えられてきましたが、一部の不可視生物も引き寄せられることが判明しました。
マツリイヌの鳴き声は聞いた対象の喜びの感情を増幅させます。酩酊に類似した状態に陥り、音源(マツリイヌ)の方へと引き寄せられていきます。
マツリイヌの鳴き声は、祭囃子の笛に類似しています。鳴き声にも無気配性がありますが、鳴き声の無気配性は本体の無気配性と比べてかなり弱いため、完全に無気配生物を知覚できる人でなくても、聴覚が可能となったり、うっすらと聞こえる場合があります。
また、狩り用の鳴き声を発する際は、足踏みで太鼓の音色に類似した音を発生1させます。鳴き声と足音が組み合わさることによって祭囃子に類似した音となります。
祭囃子は、マツリイヌの鳴き声と足音を再現したものだとする説が存在しています。鈴の音などは後からつけられたものだとされています。
マツリイヌの鳴き声には、喜びを増幅させ、誘き寄せる効果があることが実験によって確認されていましたが、足音に同様の効果があるのかは長年不明でした。2022年、足音を逆位相によって分離させ、再生する実験により、足音には引き寄せる効果を増幅させる効果があることが判明しました。
外見や鳴き声で喜びを増幅させるという特徴から、以前から配信大変愉快狗との関連性が示唆されており、2025年7月に実施された遺伝子調査の結果、近縁種であることが判明しました。
これらの不可視生物を無気配イヌ科エツハイイヌ属(Melodicanis)として研究を進めています。
応用音響兵器:欲取の音色
マツリイヌの鳴き声の録音を再生する機構です。通常の再生機材を使用すると、マツリイヌの鳴き声が持つ誘き寄せる性質が失われてしまいますが、欲取の音色はマツリイヌの声帯を再現することでその性質を保持したまま再生することが可能です。
一部の不可視生物や人間を含む哺乳類を誘き寄せたり、油断させる際に有用です。
注意
- 使用する際は耳栓を着用してください
- 85dB以下では効果が発揮されにくくなるので注意してください
捕獲方法
現在マツリイヌは絶滅危惧不可視生物として認定されているため、基本的に捕獲は禁止されていますが、人間に危害を加える場合は駆除が許可されています。
鳴き声は聞こえなければ喜びを増幅する効果が発生しないため、耳栓を使用して捕獲してください。ただし、鳴き声の音量が90〜110dB程度(祭囃子と同等)とかなり大きいため、注意してください。また、本体の身体能力が高い点にも留意してください。
P-0051-ibeno-subspecies/マツリイエイヌ
P-0051-ibeno-subspecies
学名:Melodicanis festanima familiaris
和名:マツリイエイヌ
危険度:XX
無気配食肉目,無気配イヌ科,エツハイイヌ属,Melodicanis festanima(種),Melodicanis festanima familiaris(亜種)
生態・基本情報
家畜化されたマツリイヌです。現在、大東京西部の██町の赤宮原地区と呼ばれる集落でのみ確認されています。体長は100cm程度にまで小さくなっています。そのほかの外見的特徴は原種とほとんど変わりません。
性格は原種と比べて穏やかになっており、人間に懐く仕草を見せます。
無気配性が原種と比べて弱まっており、また、体調によっても変化するため、無気配性が弱まっている時は一般人でも認識できる場合があります。
近年、赤宮原地区から無気配生物を知覚できる人がいなくなってしまったため、一時期は世話をすることができなくなり、食べ物を家の外に出すなどしていました。
2022年に不可視生物生態研究室が無気配生物視覚用メガネを赤宮原地区に寄贈したことにより、住民が世話をすることが可能になり、現在は不可視生物生態研究室の支援を受けながら、8匹が赤宮原地区の民家にてお世話されています。
赤宮原地区ではマツリイエイヌは神として祭られており、年に一度、8月19日には朱狗祭という祭りが行われます。
赤宮原地区は、柏家と呼ばれる忍びの一族が拠点としていたという伝説が残っており、柏家がマツリイエイヌを連れてきたという情報がありますが、真偽は不明です。
根源的感情関連性:喜び
製作:伊部野研究室支部

ロケーション・大東京について

- マツリイヌの足の裏の肉球は、強い衝撃を与えると、太鼓に似た音が発生します。 ↩︎
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