C-0001-sakae『最強に悔恨なパートナー』
危険度:(現在評価途中)
【外見】
C-0001-sakae はターゲットとなった人間の記憶を読み取り、そのターゲットが過去最も悔やんだ離別をしたものに擬態する不可視生物である。
人間、犬、猫、ハムスター、ぬいぐるみ、本、プラモデル、機械など、有機物無機物問わず擬態可能なことが確認されている。
ターゲット以外の人間にも擬態した姿を知覚することが可能であるため、本当に不可視生物の括りにして良いかという議論も未だ尽きていない。
C-0002 マネグイにも似ているが、擬態した生物を捕食する行動が見られないため、別の生物群に位置づけられる。
生物に擬態している場合、ターゲットが覚えている限りの言動、あるいはターゲットがしてほしい事を記憶から読み取り行動を模倣する。この特徴より、離別したタイミングが比較的最近である、写真や動画で姿形、音声を定期的に視聴しているなど、鮮明に記憶に残っていると「解釈違い」が発生しづらい。
食物に擬態した C-0001-sakae を摂取しても問題無く消化は可能だが、味に関してはターゲットの記憶に依存するため、ばらつきが発生する。
【生態】
C-0001-sakae は24時間のうち少なくとも2時間以上 1時間程度、ターゲットの半径5メートル以内に居たがる性質がある。
もし上記の条件が満たされない場合、擬態中の形態に関わらずターゲットの傍まで強制的に移動しようと試みる。
長期間にわたってターゲットが C-0001-sakae を遠ざける行動を取った場合、C-0001-sakae がターゲットを変更する事例も二件のみ報告されている。
C-0001-sakae に対し、C-0001-sakae であることに気付いていると暴露する実験を今後予定しているが、時期は未定である。
上記の実験は危険性の判断が出来ていないため、今のところ実施する予定はない。
ターゲットの定め方、危険度の評価、人間に近寄る目的など不明な点が多くある為、継続的な調査を行う。
【捕獲方法】
C-0001-sakae からターゲットと定めた人間に寄って来るので特別な手順は不要。
前述の通り、24時間のうち少なくとも2時間以上 1時間程度、ターゲットの半径5メートル以内に存在させれば今のところ逃走する恐れはないと判断されている。
また C-0001-sakae がターゲットの精神的な支えになっていることも多いことから、今のところは必要以上の捕獲は非推奨と定めている。
この報告書は新たな発見・調査結果が報告され次第、適宜更新される。
関連文書
・『重大インシデント:absorption-existance』最終報告書
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