第六等級不可視生物事案 LIghtER 第1号:可視

報告責任者;裕川済導 - 研究室長大崎照空によって承認済み。
照射支部報告番号;20260608/001/INC
関連生物;C-0003-LIghtER-ライフ (その他多くの不可視生物)

事案概要

不可視生物を不当に取り扱う未承認の研究所によって起こされた、当研究所の管轄下にある不可視生物C-0003-LIghtER-ライフ(以下、ライフと表記)に関する事案。
結果として、ライフの個体数の急激な増加、社会経済の部分的な混乱、建造物等の破壊等、様々な被害をもたらした。

事件詳細

実際に放映されたテレビコマーシャルの切り抜き。

「麩菓子生物生態研究室」を名乗る研究室本部非承認の不可視生物の研究団体が「インビジブルビーンズ」と称して発売した健康促進サプリ菓子の発売によって事案が発生しました。この菓子はライフを一口大に加工し、着色料/香料をまとわせた製品で、食すことで不可視生物を知覚することができるようになる効果があり、多量摂取によって摂取者自体に何らかの不可視性が発現することも確認されました。これはライフの特徴と合致しており、恐らくは不可視生物の不可視性をエネルギーに変換、その力を摂取者は補給できていたと考えられます。

起こされた損害

麩菓子生物生態研究室はこの製品の大量生産に成功しており、発売から発売中止までの数ヶ月間で数万食分購入され、数億円の経済効果をもたらしています。

ライフは摂取者に摂取された後も生命活動を維持しており、不可視生物の不可視性を奪い続けました。これが長期間・大規模に行われてしまったことで、一部地域では不可視生物の不可視性が完全に失われる期間がありました。これによって大小様々な事故が発生しました。これらの事案は数があまりにも多い事から、不可視生物事案;可視の関連事案として報告書の作成後、報告されます。

麩菓子生物生態研究所はライフ然り不可視生物の人工的繁殖に成功していると考えられており、これは不可視生物の商業的利用とも併せ、研究所として看過できる問題ではありません。しかし、発売停止後、本部を移転したようで、現在も直接的なコンタクトはとれていません。

関連事案

報告01 – T-0001-LIghtERの不可視性が非活性化、この不可視生物を知っていた人は全員頭の中に鮮明なコーヒーカップの画像が想起され続け、尋常ではないストレスを受け続ける結果になりました。

コメント:研究所員は勿論全員知っていましたから、数日間は全員殴り合いの喧嘩をしました。これは研究所の外でも同じだったようですが、報告書をまとめる為に思いだすのもムカつくので書きません。

報告02 – P-0002-LIghtERの不可視性が一部非活性化、その後数日は都市が五月蠅い虫の音に包まれ、激しい頭痛による救急搬送者が急増しました。

コメント:耳鳴りが実際に音として空気中に響きわたる感覚がこんなに苦しいなんて…日は頭痛薬が飛ぶように売れたようですが、効果はなかったようですね。

報告03 – T-0002-LIghtERの不可視性が一部地域で非活性化、木の中に建物や人が埋まってしまうという惨劇を招きました。これによる災害で多くの死傷者が出た他、建物の崩壊が起こりました。

麩菓子生物研究所が招いた災害の中でもトップクラスに被害の大きかった事案です。研究所に対する損害賠償額は数億を超えています。
問題なのは、麩菓子生物生態研究室に送られるべき請求が不可視生物生態研究室にも来ている事ですね。迷惑でしかありません。

最後に

本部、他の支部の皆さんにはこの事案によって多大な迷惑をおかけしました。インビシブルビーンズは買い取り処理を行い、現在消費を続けておりますが、是非食べてみたい是非研究に貢献するべく、消費したいいう方はご連絡ください。箱でお送りいたします。

連絡はこちら

追記:高い中毒性によって摂取を続けた結果、不可視生物が非活性化、事案を発生させ壊滅する支部が生まれてしまった為、これ以上の放出は取りやめます。ご迷惑をおかけしました。

不可視生物生態研究室の支援をお願いします。

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