C−0119−Vulpes:スイッチカイガラムシ(Electricohederintercludor astrapius)
危険度:XXX
分類:分類:節足動物門六脚亜門昆虫綱半翅目腹吻亜目カイガラムシ上科新カイガラムシ群メマギレカイガラムシ科スイッチカイガラムシ属
【概要】
スイッチに擬態するカイガラムシの一種です
デンゲンヅタを宿主としており、現在見つかっている全てのデンゲンヅタが本種に寄生されています
腹端のスイッチ部分は蠟で生成されているため個体ごとに様々な形状をしている他、見た通りの形式のスイッチと同じように動かすことができます
本種は遺伝子調査の結果からメマギレカイガラムシの近縁種である事が有力視されており、高電圧を放出するデンゲンヅタに寄生するために特殊化したと考えられています
【生態】
本体部分をデンゲンヅタの瘤に潜り込ませ、腹端のスイッチ部分のみを外に出すことでスイッチに擬態します
普段は瘤の中からデンゲンヅタの生存に影響ない程度の量の栄養を吸い取り生活していますが、一度スイッチを触られると「オフ状態」と呼ばれる状態となり周囲の電気を全て吸い取って自身が付着している枝を流れている電流を遮断してしまいます
もしもこの枝に花托がついていた場合オフ状態になると同時に花托の発光も止まります
これは防衛のために電気をためている状態であり、オフ状態でデンゲンヅタの外に出されてスイッチ部に2回目の刺激を加えられると溜め込んだ電気を一気に放出して敵に電撃を浴びせ追い払います
しかしスイッチ部に2回目の刺激を受けてもデンゲンヅタの内部にまだ留まっている場合、放った電撃がデンゲンヅタに全て吸収され攻撃されることなくオフ状態が解除されます
勿論オフ状態が解除されると再び枝に通電するようになるため、本種の付着している枝は外から見るとまるでスイッチ付きの電気コードかのように振る舞います
また常にデンゲンヅタに寄生している本種は自身の周囲に電位差がなく電流が流れていない異常事態と認識している可能性があり、デンゲンヅタから取り出した場合やデンゲンヅタが「ブレーカートリップ」を行った際はスイッチ部分に刺激を与えられてなくてもオフ状態となり電気を蓄えようとします
ブレーカートリップの際に本種のオフ状態を解除した場合解放された電気がデンゲンヅタを刺激し、ブレーカートリップの解除が早くなる事が分かっています
特に根茎と近い部分の個体を解除すると解除が早くなるためなるべく根元の寄生されすぎてブレーカーの様になっている部位の個体を解除することで即急に解除が可能です
【捕獲方法】
デンゲンヅタを捕獲する際にまとめて捕獲できます
外に出した状態でスイッチ部分を刺激すると電撃を放たれるので注意してください
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