コトソラキンウ 危険度:不明
※このレポートは正式なものとして扱いません。コトソラキンウは現在弊支部で管理できておらず、レポートの内容にはコトソラキンウに遭遇した支部長の憶測や推測が多分に含まれています。ご了承下さい。
分布
異次元に籠っており、こちらの次元に姿を現したところは現在まで目撃されていません。しかし、こちらの次元にコトソラキンウを象ったと思われる像があることから、過去には姿を見せることがあったか、もしくは支部長と同様の体験をした人間がいた可能性があります。
外見
2本の足の間にもう1本足が生えた3本足のハシボソガラスのような外見です。三本足のカラスという点で、三足烏や八咫烏などの太陽の化身とされる神獣と関係があるように思われますが、コトソラキンウに太陽との関連は見られません。
生態
食事や排泄、睡眠、繁殖などの生物的な行動は観測されていません。
日光侶烏との関係について
弊支部の支部長、日光侶烏氏はコトソラキンウと深い関わりがあります。彼は、コトソラキンウに「(本人曰く)選ばれた」ことにより一種の不死性を獲得しました。
侶烏氏が外的、内的要因に関わらず生命活動を停止した際、その肉体は急速に風化し、まるで砂のようになって消滅します。それと同時に後述の社から、死ぬ直前までの侶烏氏の記憶を保持したクローンが現れます。どのような状態で死亡したとしても、クローンは完全に健康な30歳前後の肉体を持ちます。
クローン出現の瞬間を確認する試みは今のところ全て失敗しています。
邂逅した時の記憶
本人が覚えていないため、具体的な時期は不明ですが、侶烏氏が██県██の山中を歩いていた時、朽ちた神社の様なものを発見したそうです。これが現在クローンが出現する社で、近くの石碑には「異空金烏」と読める文字が彫ってあったとのことです。
この時、諸事情で追われる身であった侶烏氏はこの社に身を隠そうとして中に入りました。内部は一瞬しか見えなかったそうですが、3本足の真っ黒なカラスの像(恐らく木像)があったらしく、この社はコトソラキンウを神として祀るために建てられたと思われます。
扉を開けた後のことはほとんど覚えていないらしいですが、「広さや形状、自分が立っているのか座っているのか、落ちているのかさえ曖昧な不思議な感覚に陥る空間」に転移したように感じたことや、その空間内で自身の目の前に三本足の真っ黒なカラスがいたこと、そしてそのカラスの鳴き声を聞いたことは覚えているそうです。どのようにして暫定異次元に入場、また退場したのかは今を以て不明です。
また、このとき侶烏氏は複数体の異次元生物(現在は残っていない)と共に社に侵入しており、これが何かしらの条件を満たしていたと考えています。探査部隊が社に侵入した際は何も起きませんでした。
捕獲方法
観測開始から、コトソラキンウがこちらの次元に姿を現したことは一度も無いため、捕獲するとしたらこちらから異次元に赴く必要があると思われます。つまり、現時点で実現可能な捕獲方法は存在しないということです。
関連施設の社ですが、付近に支部長のクローン回収用の専属職員を常駐させることで、支部長が死亡した際スムーズに代替わりを行えるようにしています。
.png)


コメント