P-0022-hamy : 昼夜逆転は絡み縺れて / セワヤキアサガオ

外見

は長く蔓状になっている、円錐型の花を咲かせるといった点でアサガオに酷似した、無気配性を有する一年草です。

生態

ワヤキアサガオは通常の植物の生育方法に加え、動物に寄生し、宿主の随意筋の運動を利用して生命活動を行います。

無気配性により、宿主がこの寄生自体に痛みや違和感を感じることはありません。

しかしながら、日射量が少ない且つ宿主の随意筋の運動が長時間停止した際、とりわけ睡眠時には蔓を宿主の身体に強く巻きつけます1

これは従来の植物と同じく日光をより多く浴びようという生存本能を由来とする行動であると考えられています。これが従来の植物と同じく日光をより多く浴びようという生存本能を由来とする行動であるという説は、実験の結果2により否定されています。
寄生を完了したセワヤキアサガオは、明らかに随意筋の運動の確保を優先した行動をとります。

結果として、宿主は呼吸苦や不快感を覚えて目を覚ます、あるいは睡眠が浅くなって睡眠不足に陥る傾向にあります。

また、これはいわゆる“金縛り”現象の一因とされています3

これらの活動は夏になると極めて活発に行われます。

捕獲方法

生の個体を発見した場合、不用意に近づくことはせず、直ちに不可視生物緊急対応窓口へ報告してください。

動物に触れると瞬時に寄生を始めようとするため、直接の接触は避けてください。

一般人への寄生が発覚した場合、カバーストーリー“奇病の治療”を用いて速やかに宿主の身体から種子・根などを摘出してください。

実験計画

セワヤキアサガオに寄生された際の症状について、宿主自らが記録する実験「観察日誌」を計画中です。

  1. 宿主の睡眠を妨げ、起床を促す様子から和名”セワヤキアサガオ”と名付けられました。(出典: Yukihiro Nemunoki. A research on the relationship between changes in sleep duration in modern times and invisible plants. Journal of the Invisible Plant Society. 19██. p67-113) ↩︎
  2. 日光量及び随意筋の運動の不足から宿主に巻き付いているセワヤキアサガオに光源を与えた際の挙動を観察する実験。結果として、セワヤキアサガオは宿主を起こすまで光源に向かって伸びようとする挙動を見せなかった。 ↩︎
  3. セワヤキアサガオによる寄生が確認された人物への聞き取り調査の結果、その半数近くが金縛りの経験を報告している。 ↩︎

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