以下は当時の会話ログです。
「なんで、遥さんに変わっているんですか!」
「えへへ、ごめんね。でも仕方ないの。
有美はさ、この実験の生存率どのくらいって聞かされた?」
「え?この実験じゃ大きな事故が起きない限り死ぬことはまず無いって聞かされましたけど……」
「うん、やっぱり知らないよね。」
「どういうこと……ですか?」
「実はね、この実験、7割以上の確率で死んじゃうんだよね。」
「え……?じゃ、じゃあ尚更なんで遥さんが乗っているんですか?このまま私が行ったので良かったのに!
それじゃ遥さんが死んじゃうかもしれないじゃないですか……」
「有美は、私よりも若いからね。未来があるんだよ。それに、このまま有美が行って死んじゃったら、私、有美を騙して殺したことになるからね。」
「そんな事思わないですし、悪いのは遥さんじゃないでしょ!」
「まぁそうかもなんだけどね。でも、誰かは行かないといけないし。それに、もう変更はできないから。ね。」
「そんな……」
「そう言えば、この実験さ、上手く死ぬと物理的な意味でも星になれるらしいんだよね。」
「冗談はよして下さい……ちゃんと生きて帰ってきて。」
「そうできるように頑張る。けどさ、今後もし有美が私のことを見る機会が無くなっても、私は星になってずっと有美のこと見てるから。心配しないで待っててよ。天体観測とかしながらね。」
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