
概要
領域安全性とは、ある特定の領域への侵入によって危惧される、生命や資源へのリスクを示す指標の1つです。
運用に際しては異次元空間、大規模生息域、または局所的なエリアなどを対象とします。
安全性
安全性は全5段階に区分されます。各位において推奨される規模・装備も付記しています。
尤も、不可視生物の関わる領域では想定外が日常のようなものなので、それを鑑みると実際では過剰とも思える程に慎重になるのが最善です。
安全領域
侵入においてリスクが極めて少ない領域に適用される段階です。
単独且つ軽装備でも活動に問題ありません。しかし、稀にイレギュラーが発生するかもしれません。“調査済だから安心”と思うのは禁物です。
注意領域
侵入において一定のリスクが想定される領域に適用される段階です。
ある程度の装備を兼ね備えていれば、単独でも安全に活動可能です。
警戒領域
侵入によって大きなリスクが懸念される領域に適用される段階です。
単独での活動は高確率な死を意味するため、何らかの隊伍を組んで慎重に活動する必要があります。
禁足領域
介入により最大限のリスクが懸念される領域に適用される段階です。
通常、禁足地として指定され、何らかの許可が無い限り侵入は制限されます。
未知領域
安全性が把握されていない領域に適用される段階です。調査時は、念のために想定よりも大きい危険があると仮定することが推奨されます。
使い方
本指標は、何らかの領域をテーマとしたレポートの中に記載することができます。
タイトルに〇〇領域︰△△という風に付け足すことも出来ますが、大規模生息域などと重複する可能性もあるため、当支部ではレポート内の指標として導入する予定です。
最後に
例えば当支部ではその理念に沿って頻繁に異次元を調査するために、遺憾ながら遭難や襲撃などによる殉職者も少なくありません。
しかし、各ポイントにおいて安全性が明確に制定されていれば、将来的な管査事故を未然に防げる蓋然性が高まるでしょう。
現場の勇気あるエージェントの安全を願って、これにて提唱を終えます。
我が調査部門の標語は「君子危うきに近寄らず」です。
例え好奇心が湧いても、危ない場所には踏み入らないようにしましょう。
いつも覚悟を決めているエージェント達は、また別の話ですがね。
──オーロ調査部長
不可視生物生態研究室︰東雲支部
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