【概要】
当装備はヘッドギア型装備です。被ることで脳波を読み取れ、機内に存在するT-0002〈リクラゲ〉のリーダー個体から採取、培養した細胞へと届けられます。使用している細胞は命令を発するために使用されていると思われる器官(恐らくは脳に近しい箇所。明確な脳とは異なる)からのものであり、T-019-starkaki〈シデンチュウ〉から採取した細胞を用いて使用者とリクラゲ細胞とを接続することで擬似的にリクラゲの、部下個体へ指令を飛ばす生態を利用することができます。
当装備はリクラゲ操作も可能にはなりますが、真価は他にあります。それは部下個体の細胞(前述の脳に近しい箇所からのもの)を脳もしくは運動神経に埋め込んだ不可視生物を含む生物の操作が可能になる、という点です。走行中のC-001-starkaki〈キルシラ〉の左前タイヤに猟銃を用いてリクラゲ細胞を付着させた実験では、操作により対象タイヤを逆回転させ、キルシラの走行軌道をずらすことに成功しました。ただし銃類による細胞付着、操作の試みは命中したとしても成功確率凡そ五分なうえ、失敗した場合対象が撃たれたことに起因して興奮状態に移行する可能性もあります。よっぽどの緊急事態でない限り、操作対象は手術などでリクラゲ細胞を移植させた個体のみにしておきましょう。
【諸注意】
当装備は使い勝手が良い反面、連続使用時間に比例した脳の機能障害が発生します。1分連続使用で装備を解除した後およそ10分間思考を行うことが不可能になり、1時間以上使用した場合脳幹が使用不可になります。また思考制限時間は同時操作個体数とも比例となっております。計算式に直せば、x×10×n(x=連続使用時間、n=操作個体数)です。ただし使用不可は装備を外してから開始します。
【保管方法】
常に通電させておけばギア内細胞が餓死することはありません。恐らく。ただし寿命などはあるようなので、その際は細胞を取り替えましょう。
【価格】
ヘッドギア、移植用乾燥部下個体リクラゲ細胞3つ、交換用乾燥リーダーリクラゲ細胞1つセットで税込50,000円で販売しています。在庫が非常に用意しにくく、製造数も限りがあるため注文から納品まで期間が空く場合があります。ご了承くださいませ。
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