T-0073-Vulpes:深海の比翼魚

T-0073-Vulpes:フタガシラ(Eudiplichthys eudiplichthys)

危険度 X

分類:脊索動物門脊椎動物亜門条鰭亜綱真鰭類真骨類正真骨下区新真骨類フクロガシラ目帳フクロガシラ科フタガシラ属

【概要】
主に太平洋の深海に生息している、二匹の腹部が繋がった姿をしているフクロウナギのような大きな口とオニボウズギスのような拡張性の高い胴体をもつ赤色の魚類です
内臓や血管が内部で繋がっているため、片方が摂取した栄養はもう片方の個体にも共有されます
対ヒレは外側のみかなり大型化しており、内側のヒレは小さく退化しています
胸鰭は前方の鰭条がホウボウの様に指状に変化しており、海底を歩行できるようになっています
基本的に左側の個体がオス、右側の個体がメスです

【生態】
普段は透過した状態で獲物を探し、獲物を見つけると大きな口で丸呑みして捕食します
獲物の発光により外敵に自分の居場所がばれるのを防ぐため、捕食した後は完全透過性を解き赤色(深海では赤色光が乏しいので実質的な黒色)の体で暗闇に溶け込みます
幼体はヒレが小さくまるでウナギのような体形をしており、この状態で他の個体を見つけると融合して成体となります
幼体は性別を持ちませんが、成体になると同時に左側がオス、右側がメスになります
繁殖の際は隣り合った互いの生殖孔から卵子と精子を放出して産卵・受精を行います
光が届かず光合成が出来ない深海では生物が少なく同族と遭遇する確率も低いため、一度で合った個体と融合することでいつでも生殖を可能にして繁殖率を上げていると考えられています

【捕獲方法】
通常の深海魚と捕獲方法は同じです

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