P-044-starkaki/デールウフ:クモ10匹とは言わず

デールウフ 危険度:X(暫定)

【外見】
「5対の足を持ち、特に最前列と2対目の足は非常に長く、また最前列に限り先端に鋏状の器官が備わっている。口もチョウやハチのような、舐めることに特化している」と描写されている、ウデムシに酷似した生物です。

【生態】
大規模生息域「ベバフィニティル図書館」所蔵『今を生きてなくてよかった』にて確認されています。かつては世界的に生息していたようですが、ヒトによる乱食により絶滅しました。
デールウフは何らかの果実(一般にフルーツと呼称されるようなもの)を発見すると、触肢の鋏を用いてそれを水平面に沿って切断し、切断面から果汁を舐めていました。またデールウフの口吻からは「デリデウス」と呼ばれる物質が分泌されており、舐められた果物は芳醇な香りや果汁量増加、疫病の排除、防腐等の恩恵を受け取り、これにより様々な生物種から「美味しそうだ」と認識されていたようです。デールウフと果物間は種子の分散、栄養補給と互いに利点を与え合うある種共生関係が築かれていました。
デリデウスの効果はヒトにも影響していたために、また無気配故に発見されないために、デールウフは果物ごと捕食されていました。一日辺り凡そ1000匹のペースで捕食されていった結果、約1万1千年程前に絶滅しました。同時期にはイチジクの栽培が開始されていたようです。

【捕獲方法(推定)】
何らかのフルーツを野晒しにすれば自然と寄ってくるでしょう。桃辺りが大きさや皮の薄さが丁度良さそうです。腐敗には気を付けましょう

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