C-0001-lighter-忘れ杖
危険度:XX
【外見】—上部がフックの様になっている木製の杖です。
【生態】—この生物は、人間である宿主を決定すると、何らかの手段でその宿主にこの杖は私が所有している、という記憶を植え付けます。数分〜数日は宿主の所有物として使用されますが、その無個性な見た目は非常に記憶に残りづらく、宿主は杖を所有していたという記憶を忘れてしまいます。この時、その記憶と一緒にいくつかの記憶を宿主から抹消します。この効果は一時的なものであり、数分〜数日で抹消された記憶は多少の欠損/改変と共に宿主に返却されます。杖を所有していたという事実は基本返却されることはありません。
【状態】数十回捕獲しましたが、その後の管理状況を誰も覚えられない事から、捕獲は取りやめになりました。
【捕獲方法】杖が必要なタイミングを作り、杖を入手したとき、C-0002である事があります。
【補遺1-影響の記録】
対象:研究員A
入手状況:研究所の天井近くにある高い窓を閉める際、杖が必要になり、近くに置いてあった杖を回収し、使用した。
記憶の影響:窓を閉めたという記憶が抹消され、研究所から退勤した後、窓を閉めていなかったと思い、研究所にもう一度帰る、という無駄足を強いられた。
対象:研究員B
入手状況:歩行に杖が必要であったが、杖をなくしてしまっていた事を思い出し、杖を買いに行き、入手した。
記憶の影響:杖を買ったという記憶が抹消され、杖を買った後、もう一度杖を買うというサイクルに陥った。購入した杖は5本中4本がC-0002であったため、計5本の杖を不必要に購入してしまった。
対象:研究員C
入手状況;山登りの際、登山口に貸出用の杖があったことから拾得した。
記憶の影響:重要な報告書の期限が4/25であった、という記憶が抹消され、報告書の期限を超過、その1日後研究所本部のアナウンスによって思い出す、という心的苦痛を味わった。

残されたのは書きかけの報告書のみである。こいつがいなければ、締め切りを忘れるだなんて事案は決して起きませんでした。

本当に自分を憎みます。こんなお気持ち報告書を作ってしまい、申し訳ありません。次は必ずや期限内に面白い記事書きます。
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コメント
初めまして、片喰支部の喰みです。
大規模生息域のレポートですが、〆切を超過しても投稿していいとのことです。
(これは私情ですが、LightERさんの書く報告書はとても好きなので、)
よければ、是非タグ「大規模生息域」を付与してご投稿ください。待ってます!