リドレットメカニカム 危険度:XXX
外見
頭部・胸部・腹部の3つの部位に分けられる、昆虫のような外見の異次元生物です。成虫の体長は10~15㎜です。
頭部はスズメバチとほぼ同一に見えますが、複眼がスズメバチのそれよりかなり大きく、単眼があるはずの顔の中心部まで複眼になっています。
胸部もスズメバチと酷似していますが、6本の脚のうち、腹部に近い2本が腹柄節のような部位と融合しています。翅の枚数は4枚で、長方形に近い角張った形状をしています。
特筆すべきは腹部で、銃身のような細長い筒が7本寄り集まり、正面から見ると六角形になっていて、まるでガトリング砲のように見えます。機能については後述します。
生態
夏頃になると、繁殖及び巣作りのためにこちらの次元に現れます。異次元で何をしているのかは不明ですが、パートナーを見つけて卵を作っているという説が有力です。また、後述の産卵により誕生するのは全て雌であるため、雄は異次元で誕生するのでは、と言われています。
こちらの次元には卵を持った雌(以下、女王)だけが訪れます。女王は手頃な動物を見つけると、産卵管と思しき腹部のガトリング砲器官から弾丸のような形状の卵を高速で射出もとい産卵し、狙った動物の体内に埋め込み、巣として運用し始めます。また、女王は産卵と同時に毒針も1本だけ射出します。この毒は非常に強力で、撃たれてから5分程度経過すると、ターゲットは死亡します。女王は毒針を射出した時点で死亡します。
狙われる動物は犬猫や家畜といった哺乳類が多く、稀に人間も狙われます。
奇妙なことに、卵を埋め込まれても宿主は痛みを感じず、外傷もできないため、毒が回って死亡するまで違和感を覚えることは一切ありません。
卵が孵化すると、幼虫たちは宿主の体内を食い進み、内臓などを食べて成長します。一度の産卵で約90~100個の卵が産み落とされていますが、体内での競争の結果、成虫になれるのは1割ほどです。成虫になると巣を飛び出して異次元に移動します。移動の際、翅の動きが不自然に見えることから、リドレットメカニカムの異次元移動には翅が重要な役割を担っていると考えられています。
捕獲方法
出現地点に法則性がなく、出現の予兆もなく、生け捕りにする場合は毒針の射出を阻止する必要もあるため、捕獲は非常に困難です。弊支部では現在3匹のリドレットメカニカムを管理しています。異次元移動を封じる方法が発見されたため、リドレットメカニカムの捕獲に苦心する必要は無くなりました。詳細は下記の特記事項を参照して下さい。
特記事項
リドレットメカニカムの翅を切除したところ、異次元移動を封じることに成功しました。さらに素晴らしいことに、翅が無くなってもリドレットメカニカムが死亡するようなことはありません。今後はこちらの次元で繁殖させる方法を模索しつつ、リドレットメカニカムを改造して小型生体マシンガンとして運用する計画を進めていきます。
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