T-029-starkaki/ラガキカセ:見えない楽器

ラガキカセ 危険度:X

【外見】
常時透明化しているため外見不明ですが、恐らくはガラガラヘビの近縁種です。

【生態】
ラガキカセは 大規模生息域 「ジギルガン断層」 の比較的近代の地層から化石が発掘される絶滅種です。新たに発掘される量は限られていますが、かつては大量に発掘されていたようです。
ラガキカセは通常のガラガラヘビと同様、尾の先を振ることにより音(以降、尾音と呼称)を鳴らすことができました。ラガキカセの尾音は化石を振ることによっても鳴らすことができ、鈴の音に似た独特な音が発されます。この音は哺乳類や鳥類における「親が自身を呼ぶ声」に反応する脳神経を刺激するようで、暫く鳴らしていると周囲から鳥や哺乳類が接近してきます。恐らくラガキカセは当生態を用いて獲物を誘い出し、捕食していたのだと思われます。

【絶滅経緯】
ラガキカセと思われる化石は推定年代1840年代~1900年代のみと非常に短いです。そのため、序盤こそ成功したものの、時代を経るごとに何らかの要因、恐らくは大型肉食哺乳類や鷹鷲等の猛禽類の誘引により数を減らしたものだと思われます。

【追記】
現在カザフスタン共和国一部地域では「ニビミーコロコル」と呼ばれる楽器が流行しています。これは「楽器無き楽器」とも称されており、なにもない空間から鈴のような音を鳴らせる楽器であり、非常に強い誘人効果があります。同時に、ラガキカセは乱掘により非常に数が少なく、掘り尽くされるのも時間の問題でしょう。

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