第七等級不可視生物事案 星覧支部 第一号:生誕、もしくは再誕

【等級】
現在当事案の等級は弊支部 でも議論中です。しかしながら現段階において、少なくとも第七等級以上ではあると推定されおり、暫定的に七等級としています。


【関与生物(推定を含む)】

I-002-starkaki〈サングリング〉

P-005-starkaki〈フメリブ〉

C-012-starkaki〈シイダッキ〉

T-016-starkaki〈リハネチ〉

I-022-starkaki〈タイバンライ〉

C-023-starkaki〈ガターン〉

T-024-starkaki〈クノイモイ〉

I-831-starkaki〈アカミコトノマ〉


【概要】
当事案は岩手県███山を起点に発生した複数箇所でのタイバンライの異常発生及び複数の「光景」が持ち込まれたことにより発覚しました。周辺景色から当該個体群は全て未来から飛来してきたものであると推測されており、また亡骸の遺伝子解析から人工繁殖個体であると推測されています。景色の持ち込みの原理は不明です。少なくとも現在確認されているタイバンライにそのような芸当は不可能ですが、後述の経視毒による影響が考察されています。
録画を確認するに、持ち込まれた光景はパズルのようになっており、また時系列も乱れていました。その上光景を連続して合計10秒以上観察した場合、観察者には致命的な作用(確認されている例では「白血球の異常増殖」、「消化吸収の高速化及び栄養失調」、「視力の超強化による失明」)が一気に発生しました。そのためコンピューターによる解読が試みられましたが、15秒稼働時点で復旧が不可能な程まで基盤が焼き切れました。
以下は辛うじて復元に成功した景色の説明です。光景の観察は無気配生物視認用メガネを貸与した希望者五人体制で行い、一人あたり九秒の観察をローテーションしました。

・未知の人型生物(以降、アカゴと仮称)とその周囲を飛ぶリハネチ。リハネチには羽が巨大化した個体や目が潰れた個体などが見受けられ、アカゴの足元には大量の亡骸が存在しています。

・アカゴが地面を採掘している様子

・アカゴが巨大な石塊を持ち周囲を見渡している景色。手にある石塊はシュガースポットのように所々黒く変色しており、黒曜石のような様相を示しています。███山を調査したところ、当山の地下からはシイダッキの母体個体らしき反応が確認されました。

・大量のクノイモイを捕食を捕食している光景。山の奥であることは変わっておらず、どのようにして当該個体群を獲得したかは不明です。現状サングリングの関与、もしくはアカゴ自体が異次元移動性を有している可能性が推測されています。またこれ以降、アカゴは完全透過性を獲得しました。

・大量のガターンがアカゴ目掛け投下されている様子。ガターン等は混乱しているのか何度か爆発しており、アカゴにダメージを与えています。しかしガターンにより負った傷は回復しており、効果はないように思える。

・火がないにも関わらず焼け野原となっている住宅街と、その中を何かを握りながら歩くアカゴ。炎は希望者の視界にも写りませんでしたが、特異体質者のみ視認できました。

未解読の光景は多数存在しており、中でも複数の不可視生物生態研究所関連施設にて確認された光景の解読が急がれます。
また、アカミコトノマ及び当該報告書との関連性は現在調査中です。アカミコトノマの報告書からはタイバンライの鱗粉が確認されています。

【補遺】
何故弊支部が発見した生物が集中的に狙われているかは不明です。

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