C-0071-Vulpes:ツミカネサズオカダコ(Terraoctopus destruere)
危険度 XX
分類:軟体動物門貝殻亜門頭足綱鞘形亜綱八腕形上目八腕目無触毛亜目マダコ科オカダコ属
【概要】
全長60cmほどのマダコに似た陸生のタコの仲間で、擬態をしていない状態では頭部が赤褐色で胴体と腕が青黒い姿をしています
オスメス共に第一腕が細長く変化しており根元に吸盤由来の発声器を持つことが特徴です
目は特殊な構造をしており無気配生物や完全透過性生物を知覚することができます
卵は木材や人工樹脂に似た質感の卵鞘で保護されており、卵鞘の外見は積み木やブロックなどの積み重ねる系の玩具に類似しています
時にはトランプのジョーカーに似た形状の卵鞘も存在します
【生態】
主に民家内に生息しており、一般家屋や幼稚園、お試しスペースのある玩具屋や子供用スペースのある大型商業施設など産卵対象の存在する場所でよく見られます
通常のタコと同様に暗く狭い場所を好むため家具の裏などでよく見られます
食性は他のタコと同様に肉食で、自身が捕食できるサイズなら可視不可視問わず昆虫やクモなどの無脊椎動物はもちろんネズミや鳥類などの脊椎動物をも捕食します
6~15匹ほどの大きさの群れを作り、発声器から人間の可聴域外の様々な音を発して群れ同士で複雑なコミュニケーションを取ります
普段は夜行性で人間の起きている時間帯には滅多に活動しない他、人間の視線を感じると非常に薄く広がりながら地面の色彩などを模倣して行動するため本種の存在を感知することは困難です
本種は繁殖期になるとオスが歌いメスに自身をアピールし、社会経験豊富で尚且つメスに対して何回も根気強く歌い続けたオスが選ばれます
本種は蛸にしては珍しく自力で卵を保護することが無く、保護に使用するエネルギーを節約できるため一生のうちに何回も繁殖することができます
メスはオスから交接腕と共に精子を受け取ったのちに蓋が開いた状態か床に置かれている状態の積み木やブロック、トランプなどに切り離した第一腕とともに自身の卵鞘を紛れ込ませます
本種は夜行性ですがこの産卵行動は日中にのみ行われます
その後片づけに便乗して卵を積み木やブロックの入れ物の内部に紛れ込ませます
本種は紛れ込ませる積み木を厳格に選んでいるようで質感の模倣が難しい場合や積み木を入れる入れ物が存在しない場合は産卵を行いません
もし卵が他の積み木やブロックの様に使用された場合同封された第一腕が振動し、構造物を破壊して人間が擬態対象を片づけるのを促します
また、その時にメスが腕を人間の足首に巻き付けてわずかながら気力を吸収する事で遊ぶ気力を減らし片づけを促します
こうして入れ物内に入った卵鞘は入れ物に保護されて成長し、3週間ほどで孵化して幼体は次に産卵対象が使用される際に一斉に脱出します
脱出した幼体は同種の鳴き声に過敏に反応し、すぐに同種の群れに混ざって社会性を学習します
【捕獲方法】
上述した通り他のタコと同様に暗く狭い場所を好むため生息場所にタコつぼを仕掛けて一晩待つことで捕まえることができます
ヒトが触ると擬態を解いて逃げようとするため見失う問題はありません
味は美味ですが通常のタコよりも弾力があり、生の場合嚙み切ることが非常に難しいため食べる場合は衛生的問題も合わせて必ず加熱してください
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