危険度:X
外見
模様を失った、紫色の毛並みを持つジャイパントパンダのような外見をしています。
後述する生態は伝説上の生物「獏」と一致する点が多くありますが、外見に獏の要素はほぼ皆無です。
生態
ユメマタギは人間の夢に生息していると考えられています。夢をある種の異次元であると解釈して異次元生物に分類しています。
ユメマタギは人間の夢の中に現れ、夢に登場する怪物・モンスターを襲い、捕食します。
また、ユメマタギは自身がいる夢から別の人間の見ている夢へ移動することができ、移動の際に2つの夢が混ざり合うことがあります。これが一種の共有夢現象を引き起こす原因であるとも言われています。
夢日記をつけている人間は、ユメマタギとの遭遇確率が上昇する傾向があります。
捕獲方法
夢の中という特殊な環境でのみ出会える生物であるため、捕獲は困難かつ現在まで成功していません。
そもそも、ユメマタギを不可視生物に認定していること自体を不適切とする声も多く、実在を証明する手段も乏しいため、このレポートを執筆・発表するまでにも一悶着ありました。
一応、下記の事案をユメマタギの存在証明とする者もいます。
第一等級不可視生物事案『黒烏の衆』第四号(仮)
2026年6月11日、日光侶烏支部長の夢に現れたユメマタギの右前足に、丸められた紙の束がくくりつけられていたという事案が発生。なにより不可解なのは、支部長がそれを回収した後に夢から覚めたとき、手の中に夢で見たものと同じ紙束を握っていたという点です。
紙は全部で3枚あり、それぞれにパソコンで入力したような文章が書かれていました。また、それらに書かれた内容と関連のありそうな事象がいくつか発生したため、これら文章は何者かが記した予言であると考えられています。
以下はその内容と、後日(2026年7月20日)それに関連すると思われる事象をまとめたものです。
メモ
〈メモ1〉
片割れを失う 案ずること無かれ 机の下 偽りを騙る者 溢れる 用心意味なし
〈メモ2〉
来訪者見えず トカゲの贄 終わりは近く 巡る廻る破壊の因縁
〈メモ3〉
持ち寄れ 魔眼の者 想い喰う者 備えよ 偽りを崇める者 偽りを与える者 偽りで侵す者 黒い影に選ばれた者 集え 恥ずべきは無自覚でなく無知
関連性がみられる事象
〈メモ1関連事象〉
6月12日、鐺山研究員が靴下の片方を紛失。自室の机の下にて発見。
文章の後半はI-0004-BlacK[ポイズンダブリル]の異常行動を指している可能性がある。
〈メモ2関連事象〉
7月1日、T-0008-BlacK[神流川和仁]が黒烏の衆支部を訪ねてきた。文章の前半はこのことを指していると思われる。トカゲの部分は複数に解釈可能だが、神流川氏を透明人間にした原因である生物を指しているという説が主流。
後半については抽象的すぎるため、すでに該当する事象が発生した可能性も否定できない。
〈メモ3関連事象〉
7月20日現在までそれらしい事象は発生していない。何度も「偽り」という言葉が繰り返されているが、見えざる偽神の会およびT-0005-BlacK[アデロプセウドス]と関係している?
最後の一文は偽典のファウスノミティアの一節、精神干渉に耐性を持つ坂東研究員でさえも正気を失った状態で書いたという「例外なく遍く生命を愚弄する物」の召喚方法にもあった。謎が謎を呼んでいる。
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コメント
異次元夢を先に出されちまった(こっちが出し渋っただけだけど)