完全透過性生物
T-0001ターパー
危険度:XX
分布
日本・インドネシア・マレーシアなどに生息しています。
生態
[体型]
幼体…5cm〜80cm、成体…40cm〜90cm
完全に透明の生物です。
透明化を解除する方法を持ちますが、野生個体が解除する機会はほとんどありません。
なぜ透明化を解除する能力が備わっているのかは不明です。(透明であると、同種同士でも見つけられないという説が広まっていますが、科学的な根拠はありません。)
表面は柔らかく、見た目の割に重たいです。
大きなヒレを持ち、空中を泳ぐように移動します。成体は最大30km/hのスピードで空中を移動できます。
体の側面のヒレと後方のヒレの間には、薄い膜のようなものが付いており、常にはためいています。重いにもかかわらず、空中を浮遊できる理由がこの器官に隠されていると考えられています。
[摂食]
幼体は人間の夢を好んで摂取します。
ターパーに夢を食べられた人間は夢を思い出せません。
夢を摂取する際、人間に覆い被さります。
覆い被さられた人は睡眠中に息苦しさを感じる可能性があります。
また、朝まで覆い被されらている人間は起きる際に不快感を感じる場合があります。
これらは自身の体重によるものであると考えられています。
夢を食べられたことによる人体への影響は分かっていません。
成体は人間以外の生物の夢も捕食するようになります。この際、覆い被さる必要はありません。対象の生物に一度触れると、最長10m離れた地点からでも夢を吸い取れるようです。
3日間全く夢を吸い取れない場合、餓死します。
[ライフサイクル]
夏に卵を2〜4個ほど人間の家に産みつけます。
産みつける家は、自分が生まれた家を選ぶ傾向が高いようです。
産みつける場所は、人間に見つけられにくい場所を選びます。産みつける場所を迷っている様子は観察されませんでした。自分が育った場所であるため、どこが見つかりにくいかは理解しているようです。
卵を産みつけると、成体はすぐに家の外へ出ていきます。
卵は10〜11月ごろに孵ります。
上記の方法で人間から栄養を吸収し、2月ごろには40〜60cmほどまで大きくなります。
この間、人間の家から出ることはありません。
栄養を十分に取れなかった個体は死んでしまいます。この事例は人間が家に1人しか住んでいなかった場合に頻繁に起こります。
3月ごろには生殖活動が可能になり、異性を求めて人間の家から出て行きます。
捕獲方法
力はそこまで強くないため、乗っかられている時に思いっきり掴み、そのままロープで縛ってしまいましょう。
ただし枕のように柔らかい触りごごちであるため、そのまま2度寝してしまわないよう注意が必要です。
余談
私たちの研究室には毎年ターパーがやってきます。
観察したい場合は10月〜3月の間にお越しください。
この期間、研究員は研究室で寝泊まりしてください。
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