2026年◼️日◼️月
不可視生物生態研究室
室長 観野こがね様
雪笹技術局
局長 雪笹
不可視生物の分類における新指標の提言をいたしますので、ご検討よろしくお願いします。
:現状
現在に至るまで不可視生物生態研究室本部・支部では不可視生物の分類において危険度の記載のみを共通の規定とし研究・レポート発表を行なってきました。しかしながら、危険度のみで不可視生物の魅力・神秘性を十分に伝えることができているのでしょうか?
:提言
当局が考案した新指標とは「有益度」です。
人類はこれまで、多様な生物を利用し多様な分野で発展してきました。その最たる例として、遺伝子組み換え作物、医療品、更には培養肉などの最新技術から、納豆、味噌、ワイン、ヨーグルトなどの発酵食品も微生物の働きを利用した立派なバイオ技術の1つと言えるでしょう。
近頃では不可視生物由来の技術を応用した製品の開発・制作・提供を行う支部も少なくありません。不可視生物も同様に新技術の発明や活用が見込める種が多く発見されています。生物の進化は、種が長い年月をかけ導き出した最善策であり、それは不可視生物においても同様と言えるでしょう。ときに彼らの「最善策」に委ねてみるのもまた一興では無いでしょうか?
| 名称 | 分類定義 | 補足 |
| 甲 | 非常に有益であり新技術の応用が見込まれている場合 | |
| 乙 | 有益であり新技術の応用が可能と判断された場合 | |
| 丙 | 凡庸であり新技術の応用は見込まれていない場合 | 生態が不解明な生物には仮分類として付与 |
| 丁 | 新技術の応用が不可、又は不利益が及ぶ場合 | |
| 特殊分類名称 | 特殊分類定義 | 補足 |
ちびき 千引 | 新技術の応用が可能でありながら非常に危険、又は倫理的観点から研究が凍結された場合 | 技術の応用は恒久的に凍結され違反者には研究権の剥奪・追放処分が適応されます。 |
「有益度」には新技術への応用の他に、「食品への加工が可能か」なども含まれています。
以上
コメント