5/22 タナバタノハシガケが古間支部敷地内のシャクナゲの茂みの中に営巣した
巣が見える位置にカメラを設置し、動向を観察した
5/24 巣の中に乳白色の卵が4個、産み落とされていることを確認した
5/25 全ての卵が産み落とされ、親鳥が抱卵を開始した
6/2 雛が孵化した、オスは生まれたばかりの体温調整の苦手な雛を温め、オスはメスと雛の為にせっせと給餌を行っていた
6/5 雛に綿羽が生えそろい、自力で体温を維持することができるようになった、メスは雛を温めるのを止め、雄と共に雛の為に餌を探すようになった
6/10 大雨、メスは雛が雨でぬれない様に自身の翼で屋根を作り、その間もオスは餌を確保するために巣と外を行き来していた
6/15 雛に風切り羽が生えそろったが、引き続き親は巣に餌を運び、雛は巣の中で餌をもらっていた
6/18 雛が巣立ち外で活動するようになった、巣立ったものの未だに親から餌をもらっていた
6/22 雛が自身で餌を取るようになり、親鳥も雛に餌を運ぶことが無くなったが、ヒナは親鳥と一緒に行動していた
6/28 雛が自分一人で行動するようになり、支部に来る頻度も低下した
6/29 リインカー=ニートン、古間支部を襲撃
雛のウチの一羽が影響を受けてしまった
弊支部はこの一羽(一人)を「鵲 織姫」と名付け、経過観察することとした
7/1 めっきり雛が来ることが無くなった
恐らく中東へ旅経ったのだろう
鵲はそのことを聞くと安心の中に悲しみの混じったような表情を浮かべていた
【インタビュー】
実施日:7/7
インタビュアー:古間 銀
対象:鵲 織姫
古間:調子はどうかな。前の体とは色々と勝手が違うと思うけど、困ったことは無いかい?
鵲:大丈夫です。確かに最初は困惑しましたけど、今では体の構造で生活に困ることはありませんね。
古間:流石生まれてから一か月で独り立ちするだけはあるね。それじゃ本題に入ろうか、君は本来そのまま兄弟や両親と共に中東辺りに渡るはずだったけどあの件に巻き込まれてタイミングを逃してしまった。君が望むというのならリインカー=ニートンに元に戻せないか話し合ってみるけど、君はどう思う?
鵲:別にいいですよわざわざ私の為に、身寄りのない私のことを養ってくれるだけでもありがたいですし。
古間:家族に会いたいとは思わないのかい?
鵲:会いたいとは思います。ですけど、今更元の姿に戻ってもみんながどこにいるかなんて解りっこないじゃないですか。それなら、此処にいてまた帰って来るのを待った方が確実です。
古間:親はともかく兄弟に関しては数年はしないと日本に渡ってこないと思うけど、それでも待つのかい?
鵲:数年ぐらいどうだってことないでしょう。待ちますよ、会うためなら。そろそろ終わりにしてくれませんか、この部屋にも飽きてきたんで。
古間:なるほどね。あ、最後に相談なんだけどさ、不可視生物学園ってのが始動することになったんだけど生徒になる気はあるかな?
鵲:はぁ...?
視立不可視生物学園
1-P
鵲 織姫
性別:♀
趣味:天体観測
部活:天文部
【容姿】
髪型は青みがかった黒のポニーテールで、毛髪の先が白くなっています
瞳の色は黒です
【詳細】
第一等級不可視生物事案 頭狂支部 第壱号の際に、支部の敷地内にいたためにリインカー=ニートンの影響を受けてしまったタナバタノハシガケの若鳥です
現在は支部の研究室を家にして暮らしています
趣味は天体観測で、夜になると屋上に上り支部長が用意した望遠鏡で惑星などを観察、記録しています
自身の興味のある範囲は非常に集中できますが、興味のないことに対しては集中できずすぐに他の事に気を取られてしまいます
春に家族に会えるのを楽しみにしているようで、度々「早く春になりませんかねー」と独り言を言っています
口調は丁寧ですが上述したように集中力に難ありで授業中途中から話を聞くのをやめ教科書に落書きし始めるため授業態度は良くありません
入学して最初の頃はテストの成績が悪く課題もすっぽかしていましたが支部の研究員全員で勉強を教えた結果現在では学年内で上の下ほどの成績を維持しています
褒められたら素直に喜びますがあまり褒めすぎると調子乗るのでほどほどにしておいてください
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