I-0707-atakuru/ヒメボシ:星に願いを、願いに星を。

名称:ヒメボシ
危険度:XXX

外見

表面が白、裏地が黒のローブを被った修道士のような服装をしています。体は常に浮いており、欠けた月を連想させる大鎌を携えています。

伝承

ヒメボシが正式に発見されたのは近年ですが、ヒメボシに類似した生物が登場する話が存在し、この話が作られた頃にはヒメボシの存在は認知されていたのではないかと言われています。
以下はその伝承の簡単な抜粋です。


 ある所に█姫という美しい姫が居た。彼女は働き者で、朝から晩まではたを織り、色とりどりの布や透明な布を織っていた。彼女の働きぶりに感心した王は、褒美として彼女に婿を連れてくることにした。
 婿に選ばれたのは█星という牛飼いの青年だった。彼もまた真面目な性格の持ち主であり、2人はすぐに意気投合し、やがて結婚した。
 それから2人は、毎日、晩から朝まで仕事を忘れて遊びほうけていた。機織り機には糸が張り、牛はやせ細ってしまった。見かねた王は2人に注意をした。

「ぶちのめすぞ。ボケ。」

しかし、2人は全く言うことを聞かなかった。
激怒した王は2人を引き離し、█姫を幽閉し█星を投獄した。
あんまりだと思った█星は檻の中から犬笛を吹き牛を城に攻め込ませた。

「モォォォォォォォ!!!」

国家反逆罪として█星の処刑が決定した。
それを聞いた█姫は深い悲しみに襲われ、生きる気力もなくなった。
そんな2人のもとに黒いローブを着た人が現れこう言った。

「何でも願いを叶えてやろう。」

2人はそれぞれに会うことを望んだ。
するとなんと不思議なことか、王が2人を会わせることを許したのだ。

「█姫!」「█星さん!」

無事に出会えた2つの星は、夏の夜空に燦然と輝いている。

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